【RIZIN】RENA「1回普通の女性に戻りたい」今後のことは休養明けに
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勝負に敗れたこと以外には満足したというRENAは、試合後の会見で笑顔も見せた
7月29日（日）さいたまスーパーアリーナにて開催された『RIZIN.11』のメインイベントで、浅倉カンナ（20＝パラエストラ松戸/RIZIN女子スーパーアトム級トーナメント優勝）にリベンジマッチを挑むも判定負けを喫したRENA（27＝シーザージム/シュートボクシング世界女子フライ級王者）が、試合後にコメントした。
敗れたものの「やってきたことは全て出し切れたかなと思います。悔しいのは負けてしまったからありますが、成長したことを感じられたので前回よりは良かったかなと思います」と、全力を出し尽くしてMMA（総合格闘技）ファイターとしての成長も感じられたことには満足そう。
「自分も凄く楽しくて、みなさんもヒートアップしてくれたので、お客さんが盛り上がっているのは常に感じていたから良かった。盛り上がらなかったら女子の次はないと思っていたので、プロとして浅倉選手とそういう試合が出来たことは誇りに思っています」と、メインイベントの役割を果たせたことを喜ぶ。
試合ではMMAファイターとしての成長を随所に見せた
試合については「打撃では負けていないと思うし、下から打撃を打って当たっている感触もありました。狙い通りでしたが、テイクダウンの後のレスリング力に対応できなかった。ポジショニングだけは負けてしまったので、そこを改善すれば次も見えてくると思います。テイクダウンされたのは想定内と言えば想定内ですし、そこからの展開も極められることもなく全部防げたし、作戦は全部できましたしミスもしなかったです。ただ、レスリング力で上回られて対応することが出来なかったというのが敗因」とした。
「でも、短期間で思った以上の成長は出来たと思う。そこは良かった」とも。また、浅倉には「リングの上で『本当にありがとう』と言いました。いろいろありましたが、結果、凄い盛り上がったし、楽しかったし、ありがとうという気持ちですね」と声をかけた。
今後については「今の気持ちは半々かな。今は少し格闘技から離れたい。内容の濃い1カ月だったので、見つめなおしたい。そこから第2章があるのかないのか判断したいと思っています。ジムに顔を出したりはしますが、1回普通の女性に戻りたいと思う。少しだけ離れて、いろいろリフレッシュをしたいです」とコメント。
浅倉が『もうやりたくない』と言っていたことを聞くと、「すぐには絶対に出来ないと思いますが、私のレベルは凄く成長しているので、受けてくれるなら次は負けないぞ、と思います」とリベンジを諦めてはいない様子。
しかし、「私もいろいろな選手と試合がしたいし、海外にも挑戦したい気持ちがあるので、浅倉選手にこだわらず、今後どうするかを休んでから、そういう面も考えるためにいったん格闘技から離れようと思っています」と、休養期間を経て今後の方針を決めたいと語った。
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