【敬天愛人】菊野克紀、”観客採点型”の新格闘技イベント開催
11月11日(日)鹿児島アリーナにて格闘技の新イベント『敬天愛人(けいてんあいじん)』の開催が発表された。
元UFCファイターの菊野克紀(36=チームKIKUNO)が、自らの生まれ故郷で行う。
菊野は極真空手仕込みの必殺・三日月蹴りと、沖縄拳法空手で身に着けた一撃必殺の突きを武器に、総合格闘技ではDREAMやUFCといった最高峰の舞台で活躍。
現在は異種格闘技イベント『巌流島』のエースとして活躍しながら、同時に東京オリンピック出場を目指してテコンドーの大会にも参戦するなど、様々な競技に挑戦して強さを追い求める求道者として活動している。
そんな菊野が「格闘技の可能性に挑戦する」と銘打って行う本イベント。
イベントの軸は、菊野自身を含む異種格闘家8人による体重無差別ワンデートーナメント。他には、実力派同士やパラ(障害のある選手)同士、壮年や子ども同士など幅広いテーマのスペシャルワンマッチ7試合を予定している。
敬天愛人の特色はルール。一番のポイントは「主審を観客が務めること」だという。
主催者によると「KOや一本などで決着がつかなかった場合は観客がどちらの選手に感動したか、カッコいいと感じたか、面白いと感じたか、子どもに見せたいかでパンフレットの表と裏で意思表示をしてもらいます」と、観客の採点により判定勝敗が決まるとのこと。
これにより「ルールを利用して勝てばいいという闘い方はマイナスに働く可能性があり、在り方と個性が問われ、緊張感がありつつも漫画や格闘ゲームのようなドラマティックな展開が見込まれます」(主催者)と考えている。
また「敬天愛人は競技を魅せたいわけではないので不公平を良しとします」という方針の下、体重は無差別で、衣装はそれぞれのバックボーンの衣装(空手家は空手衣、キックボクサーはキックパンツ、相撲取りは廻し)と異種格闘技感を全面に打ち出している。
高校生以下は無料。試合の他に武道体験、ミット打ち、格闘家とのリアル闘いゴッコ、大声コンテストなどが経験でき、鹿児島の美味しいものが食べられるなどお祭りのようなイベントを目指す。
様々なジャンルに挑戦してきた菊野ならではの、新しいスタイルの格闘技イベントとなりそうだ。
「敬天愛人」(けいてんあいじん)
2018年11月11日(日)鹿児島アリーナ
開場 9:00 一部 10:00 ~ 12:00 二部 13:00 ~ 16:00
<チケット料金>
S席10,000 円 A席5,000 円 B席3,000 円(当日券は各席種 500 円増し)
高校生以下無料チケット(B 席 2F 指定席相当)
※高校生以下の入場は、無料の座席指定チケットが必要となります。詳しくは大会ホームページよりお手続きください。
<チケット発売日>
2018/7/31(火) 10:00 ~
<イベントHP>
http://ktaj.jp
<出場予定選手>
菊野克紀(空手)
総合格闘技 第5代DEEPライト級王者
巌流島全アジア武術選手権大会 優勝
テコンドー全日本大会 準優勝
出場応募選手、全国の手合わせ稽古会の参加者、プロ選手の中から実力、キャラクター、
想いを兼ね揃えた選手を選抜中。8月中に決定
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