【RIZIN】堀口恭司、亡き師を想い試合前に泣きそうになった
7月29日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催された『RIZIN.11』。
第7試合で第6代世界フライ級王者・扇久保博正(31=パラエストラ松戸)と再戦し、返り討ちにしたRIZINバンタム級トーナメント優勝・堀口恭司(27=アメリカン・トップチーム)が試合を振り返った。
「凄く研究されていて、言い方は悪いけれど、ああいう下がる相手で苦戦したところがありました。相手も来てくれるとやりやすいですが、自分が行くと下がるというやり方をされてやりづらさを感じました」と、扇久保がよく研究していてやりづらかったという。
「グラウンドテクニックはやっていたことなので、落ち着いて対処できましたね。そういう展開になっても対応はしていたんですが、自分から攻められるようにしたいと思います」と、今後に向けての課題となった。約5年ぶりの再戦となったが、「前回と相手が違ったのは、はっきり言って気持ちだけだったと思います」と厳しい言葉も。
1Rに扇久保の右フックで倒れた場面もあったが、「あれはバランスを崩したかなってくらいですね。あの後、普通に動けているし、全然平気でした。相手が下がっていたので、もうちょっと詰めようと思ったところでした」と説明した。
15日に空手の師匠である二瓶弘宇氏が他界し、悲しみを乗り越えての出場となった堀口。「多分、めちゃくちゃ怒っています。何やっているんだ、お前って」と、この試合内容では怒られると笑ったが、「試合前にいろいろあったのでテンションが上がらなかったですね。試合前に煽り映像で流すじゃないですか(生前の二瓶氏のインタビューや葬式の映像など)勘弁してよって。聞いちゃうと泣いちゃうので、試合前は勘弁してよって思いました。だからヘッドホンを付けていました」と、精神的にかなり厳しい状況であったことを告白。
また、今後に関しては「日本が盛り上がる試合をどんどんしていきたい。そのために帰ってきたので。盛り上がる試合を組んで欲しいですね。キックで那須川(天心)君とやりたいと思います」と、日本の格闘技界をさらに盛り上げて来たいと意気込んだ。
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