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【ラウェイ】過激格闘技の国際大会に浜本”キャット”雄大、渡慶次幸平、ルクク・ダリが出場

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2018/07/31(火)UP

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2017年6月のラウェイ日本大会で、日本男子勢に初勝利をもたらした浜本(右)

 8月19日(日・現地時間)ミャンマー・ヤンゴンにて“地上で最も過激な格闘技”ラウェイの国際大会『第3回ミャンマーラウェイワールドチャンピオンシップ』(MLWC)が開催される。

 ラウェイは、手にグローブではなくバンテージのみを着用し、パンチ、キック、ヒジ 打ち、ヒザ蹴りに加え、頭突きや投げ技、立ったままの関節技、さらには故意と見なされなければ金的攻撃も反則にならない過酷なルールで行われているミャンマーの伝統的な格闘技。

 今大会には、ラウェイに挑戦し続けている日本人2名、浜本”キャット”雄大(28=クロス ポイント大泉)と渡慶次幸平(30=とけし・こうへい/クロスポイント吉祥寺)が出場する。また、日本を拠点に活躍するコンゴ国籍のMMA(総合格闘技)ファイター、ルクク・ダリ(コンゴ/Honey Trap)も参戦する。

バンテージのみの強烈な左ボディでKO勝ちした浜本

 57kg級に出場する浜本は11月にWPMF日本スーパーバンタム級王座を獲得したキックボ クサーだが、その名を知らしめたのはラウェイへの挑戦だ。
 ラウェイの日本大会『Lethwei in Japan』に参戦した浜本は昨年6月、2度目のラウェイ挑戦でKO勝ちを収め、同大会4回目にして日本人初の勝者となっている。
 昨年の大みそかには、『RIZIN』のバンタム級キックボクシングトーナメントに出場。那須川天心と対戦したが、KO負けを喫した。
 
 浜本はMLWC2016&2017を2連覇中のイェ・スィニ(ミャンマー)と対戦。浜本はコメントで「ラウェイ日本大会で初めてミャンマー人選手に勝利した者として、ミャンマーでのビッグイベントに相応しい試合をします。”NO ATTACK NO CHANCE”行動しなきゃ、チャンスは来ない」と、日本を背負う覚悟で闘志を燃やしている。

ラウェイ重量級トップのムドー(右)をパンチでKOした渡慶次(左)

 73kg級に出場する渡慶次はパンクラスを主戦場にしていた総合格闘家だが、昨年6月からはラウェイに参戦。2月大会でラウェイ6度目の挑戦にして初勝利をつかんだ。6月には「ラウェイ現役最強戦士」との呼び声高いソー・ゴー・ムドーをフックでKOする大金星。着々とラウェイへの適応を見せている。
 
 渡慶次は今回シュエ・ヤー・マン(ミャンマー)と対戦。コメントで「ミャンマーとミャンマーラウェイの素晴らしさを世に伝える為に命を懸けております。今回も最高に興奮する過激な試合をお約束します」と意気込んでいる。

巌流島では今回対戦するトゥントゥンミンに圧勝したダリ

 80kg級に出場するダリはMMAファイターとして『DEEP』や『GRACHAN』などの大会で活躍。幼い頃から柔道を習い、アフリカ・ジュニア王者になったほか、コンゴ代表にも選ばれた実績を持つ。ラウェイルールでは2戦2勝。
 
 相手のトゥントゥンミン(ミャンマー)とは16年7月の『巌流島』で対戦し、ダリがパウンドで一本を取り勝利している。トゥントゥンミンはミャンマー国内では敵なしの「海外の挑戦者からミャンマーラウェイの牙城を守る国民的英雄」。

 ダリは昨年11月、今回の対戦権利を獲得するため日本大会に出場し1RKO勝利。その出場前には「ミャンマーの英雄は巌流島ルールだから負けたと思っているようだが、ミャンマーで純ラウェイルールでやってやる。待ってろよトゥントゥンミン!」と気を吐いている。

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●編集部オススメ

・渡慶次幸平が超過激格闘技の英雄をKO

・地上最も過激な格闘技、持ち味発揮できず完敗

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