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【RIZIN】那須川天心と再戦間近の内藤大樹が初参戦

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2018/08/07(火)UP

打倒・那須川天心に最も近い日本人選手と言われている内藤(左)が参戦、様々な格闘技に挑戦する般若(右)と対戦する

 8月12日(日)愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)にて開催される『RIZIN.12』の追加対戦カードが発表された。

 元シュートボクシング(以下SB)日本スーパーバンタム級王者・内藤大樹(22=ストライキングジムAres)が初参戦。キックボクシングルールで般若HASHIMOTO(クロスポイント吉祥寺)と対戦する。

 内藤は高校1年生でプロデビューし、2014年11月にSB日本スーパーバンタム級王座をKO勝ちで奪取。6連勝で2015年8月に各団体の軽量級トップが集った『BLADE FC JAPAN CUP 2015 -55kgトーナメント』に出場し、第2代REBELS 55kg級王者・工藤政英、第5代RISEバンタム級王者・村越優汰を破って決勝戦へ進出。しかし、その決勝戦で当時16歳の那須川天心にKO負けを喫して優勝を逃した。

2015年8月、BLADEトーナメントの決勝戦で那須川(左)と対戦している内藤(右)

 以後、内藤は打倒・那須川を目指して試合を重ね、2017年11月に『RISE DEAD OR ALIVE -57kg TOURNAMENT 2017』で優勝。那須川と再戦する権利を得て、那須川戦だけに集中するためにSB王座も返上したが、「昨年、この手で借りを返すべき選手と戦うチャンスをつかんでそれを信じて待っていましたが、試合が流れたり実現に時間がかかるようなので、今回9カ月ぶりの試合に挑むことになりました」と今回のRIZIN出場を決めたという。

 内藤は「このRIZINという大きな舞台で試合をさせてもらうので、シュートボクサーとしてしっかりインパクトを残して勝ちたいと思います」と、那須川との再戦へ向けてインパクトを残すつもりだ。また、ここでいい試合をすれば今年開催される立ち技最強決定トーナメント『RIZIN KICK WORLD GRAND-PRIX 2018』(仮称)にSB代表として出場する可能性も。同トーナメントには那須川と堀口恭司の出場が決まっている。

巌流島にも参戦している般若(右)

 その内藤に待ったをかける般若は、元々は総合格闘家を志してアマチュア大会に出場。2013年10月から格闘技イベント『GLADIATOR』に参戦し、2014年3月にGLADIATOR武士道キックフェザー級王者となった。同年4月からは格闘技イベント『HEAT』にも参戦し、2017年7月には『巌流島』にも出場。今年から拠点を東京へ移し、6月には地上で最も過激な格闘技と呼ばれるラウェイにも挑戦した。

 般若は「まずこのRIZINという大きな舞台で試合ができることに感謝します。関係者の皆さま本当にありがとうございます。対戦相手の内藤君は、正真正銘の本物のチャンピオン、SB日本王者、RISE王者ということもあり1番那須川天心との対戦に近い存在でしょう。そんなファイターとこんな大きな舞台で戦うことが できることを非常に嬉しく思います。しかし、俺にはもう二度とないチャンス、俺は内藤君を殺しにいきます。お前も俺を殺しにくる覚悟で来い。熱い試合をして必ず会場を盛り上げて勝ちます」と、内藤に宣戦布告している。

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