【シュートボクシング】内藤大樹が王座を返上「那須川戦しか今は見えていない」
シュートボクシング協会は、SB日本スーパーバンタム級王者・内藤大樹(22= ストライキングジムAres)が王座返上することを発表した。また、返上についてのコメントも協会を通じて届いた。
内藤は2014年11月に当該タイトルマッチにて伏見和之をKOし王座を奪取。以降、16年11月と昨年9月と、二度の防衛に成功している。なお挑戦者は二度ともランキング1位の植山征紀。11月には「RISE DEAD OR ALIVE -57kg TOURNAMENT 2017」に出場、一日3試合の過酷なトーナメントを勝ち抜き優勝した。
王座返上の理由について内藤は「この王座は2度防衛戦をやって、ランキング1位の植山征紀選手とも2度やっています。正直この階級ではやり残したことがないかなと思い始めていました。そんな中で、次期挑戦者決定トーナメントの開催が発表されてメンバーを見ても燃えてくるものがなかった」と、防衛するモチベーションの減退を明かした。
また「後々は階級を上げようとも考えていたので、スーパーバンタム級の王座はここで返上して上の階級のベルトを狙うのも一つかなと」と二階級制覇を狙うためとも語った。
内藤は昨年11月のRISE DoAトーナメント制覇以来、試合を行っていない。「トーナメントで優勝したことで、RISEのどの階級の王座にも挑戦する権利が得られました。僕はずっとシュートボクサーとして那須川(天心)選手にリベンジしたいという想いがありました」と、チャンスを生かしリベンジしたいと語った。両者は15年に『BLADE2』にて対戦し、内藤が1RKO負けしている。
「那須川選手が保持しているRISEバンタム級王座に挑戦する方向でSB協会も話してくださっていたのですが、うまく本決まりしていない状況なんです。当初(今年)3月というお話をいただいたのですが那須川選手のケガで流れてしまいました」と間隔が空いているのは、次試合は那須川との試合を想定していたことが理由であるという。
那須川戦については「僕はいつ対戦してもいいぐらいの状態でいます。那須川選手とやるのは55.0㎏契約なのか58.0kg契約なのかはわかりませんが、ずっとフィジカルトレーニングをやっているので階級が上がっても不安はありません。動きが悪くなったりもありませんし、全体的な能力は上がっていると思います」と、いつ試合が決まっても準備は出来ていると話す。
那須川も次回6月のRISEではフェザー級(-57.15kg)に階級を上げる。内藤は「それは意外でしたが、体重どうこうよりも那須川戦しか今は見えていないので契約体重は合わせます」と、那須川と対戦することが最優先と語る。
「早く対戦したいですね。やるからには勝つ自信でいきますし、勝つイメージは出来ています」と那須川へのリベンジに燃える。
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