【ラウェイ】全日本ボクシング準優勝の熊谷麻里奈が、ミャンマーの”戦うアイドル”と対戦
9月13日(木)東京・後楽園ホールで開催される“地上で最も過激な格闘技”ラウェイの第9弾日本大会『ラウェイinジャパン 9 ~鼓動~KODO』の追加対戦カードが発表された。
北海道の女子キックボクサー・熊谷麻里奈(30=WSR札幌)が初参戦する。対戦相手は3度目の来日となるブロニカ(22=Ve Ro Ni Ka/ミャンマー)。
ラウェイは、手にグローブではなくバンテージのみを着用し、パンチ、キック、ヒジ打ち、ヒザ蹴りに加え、頭突きや投げ技、立ったままの関節技、さらには故意と見なされなければ金的攻撃も反則にならない過酷なルールで行われているミャンマーの伝統的な格闘技。判定決着はなく試合時間内にKOで決着がつかない場合は全て引き分けとなる。
熊谷は全日本ボクシング選手権2012準優勝の実績を持ち、キックボクサーとしてもJ-GIRLSやBOUTなどのリングで活躍。174cmの長身から繰り出す変則的なアッパーを武器とする。
今年4月には韓国のトップMMA(総合格闘技)団体である『ROAD FC』にMMA選手として初参戦。ラウェイも今回が初と、幅広い分野で挑戦を続けている。
熊谷はコメントで「世界でも有数な過酷なルールでの初めての試合ですが、気持ちはいつでもそれ以上で戦っていますので。9月13日は先生から教わってきた技で相手をKOしたいと思います」と、ムエタイ仕込みの秘策があるようだ。
対するブロニカもまた、ミャンマーボクシングナショナルチームに所属していた国家指定強化選手というボクシングエリートだった。
昨年の6月大会で女子プロレスラーの高橋奈七永と対戦し、1Rにダウンを奪うなど終始圧倒。11月には女子格闘技プロジェクト『SEI☆ZA』で最強戦士として活躍したユリア・ストリアレンコと、ILFJ認定女子タイトルを争いTKO負けした。
ミャンマーでは“戦うアイドル”として有名だという。
ブロニカはコメントで「前回の日本の試合(ユリアにTKO負け)は本当に悔しかったので、9月の日本大会では成長している姿を見せたいと思います。対戦相手は大先輩にあたるので挑戦者という気持ちでリングに上がります」と、熊谷をリスペクトしつつも強くなった姿を見せるとした。女子同士の“ほぼ素手”による殴り合いで、勇気を見せて打ち勝つのはどっちだ。
また、2016・2017年ラウェイ世界選手権2連覇で無敗の超強豪トゥン・ルイン・モー(18=Tun Lwin Moe/ミャンマー)が出場。
福岡の寺院で副住職を勤めつつ、様々な格闘技の鍛錬をしてきた一休そうじゅん(21=ゴリラジム)と対戦する。一休は今年の6月大会にラウェイ初出場し、頭突きで1R21秒TKO勝ちという秒殺デビューを飾った。
<決定対戦カード>
▼女子61kg契約
熊谷麻理奈(WSRフェアテックスムエタイジム札幌)
vs
Ve Ro Ni Ka(ミャンマー)
▼64kg契約
一休そうじゅん(ゴリラジム)
vs
Tun Lwin Moe(ミャンマー)
▼61.5kg契約
真虎斗a.k.aBASTA(TEAM BASTA)
vs
テレカ∞(NEXT LEVEL渋谷)
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