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【KNOCK OUT】町田光が永田裕志の指導で身体を張って大会アピール

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2018/08/10(金)UP

初体験のライオン式プッシュアップ(プロレス式腕立て伏せ)に苦しそうな表情を浮かべる町田(右)に「声を出せ、おらっ!」と永田(左)の檄が飛ぶ

 WPMF世界スーパーフェザー級王者・ 町田光(31=橋本道場)が、8月19日(日)東京・大田区総合体育館で開催されるキックボクシングイベント『KNOCK OUT SUMMER FES.2018』の「盛り上げ特命大使」を務めることになった。

 その特命第一弾として、8月9日(木)東京・江東区にあるセガサミースポーツアリーナにて新日本プロレスの永田裕志(50)から“特訓”を受けた。これは新日本プロレスが運営に関わるスポーツクラブ『athletic camp LION』と『KNOCK OUT』のコラボ企画。

町田が一番キツかったというブリッジ

「しっかり鍛え上げたい」との永田の言葉に「今日は全力で挑ませていただきます」と応える町田。様々な種類のスクワット、ライオン式プッシュアップ、ボルダリング、ストループス(2本の縄を操って体幹を鍛えるトレーニング)などのメニューを次々とこなし、最後は「身体が疲れている時は大きな声を出せば疲れが吹っ飛ぶ。大きな声を出せ」との永田の檄を受けながら、全てのメニューをサーキット形式で一気に行い、仕上げは町田の得意技である居合パンチの全力シャドーで締めくくった。

ボルダリングにも挑戦

 特訓を終えた町田は「今までキックの練習ではやっていない動きをたくさんやったので、いつもとは違う疲れを感じました。この練習をやっていけばスタミナ面と気持ち面でより強くなるのはもちろんですが、よりお客さんにハートを届けられる試合が出来ると思いました」と、満足そうな笑顔を浮かべる。

 永田は「やはり体力がある。さすがだなと思いました。悪いところはないですね。これはプロレスやレスリングをベースにしたメニューなので、彼にとって初めてのメニューだったと思います。でも、それをどんどん受け入れようという姿勢が素晴らしい。出されたものを素直に受け止め、必死にこなしていくところに彼の性格が現れていました」と、町田を称えた。

永田は「よくやった」とハグ

 実は「元々プロレスラーに憧れていて、中学を卒業したらFMWに入団しようと思っていたんです。プロレスラーの氷山の一角を感じられてよかったです」と町田。「ボルダリングは楽しかったですね。毎朝、公園で木登りをやっているので(笑)。ブリッジが一番きつかったです。首と腰が硬いのと、今は股関節が一番痛いです」と感想を語った。

 盛り上げ特命大使として、文字通り身体を張って8・19『KNOCK OUT SUMMER FES.2018』をアピールした町田は「今後も何でもやります。こういうことをやりたかったので楽しかったです。いろいろな挑戦をしていきたいですね。もちろん強くなることを目指していきますが、特筆するような実力はまだそこまで無いかもしれないので、僕にしか出来ないことを探していきたいです。このまま埋もれていきたくないです」と、やる気を見せた。

 なお、町田は大会前日に大田区総合体育館で行われる『KO夏祭り前夜祭』に出演。トークショーなどを行う予定だ。

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