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【HEAT】空中殺法MMA”ブラジルの怪鳥”ミシェウ・ペレイラが王座挑戦

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2018/08/14(火)UP

空中殺法を得意とする”忍者ファイター”ペレイラ(左)がLFAのコクラン(右)と王者決定戦

 9月17日(月・祝)愛知・刈谷市産業振興センターで開催される総合格闘技&キックボクシングイベント『HEAT 43』の全対戦カードが発表された。今回は5大タイトルマッチが行われる。

 メインイベントのウェルター級タイトルマッチでは、前回の『HEAT 42』で韓国選手に1R51秒でKO勝利した”忍者ファイター”ミシェウ・ペレイラ(ブラジル)が王座決定戦に挑む。
 
 ペレイラは側転からのカカト落としや、ケージを蹴りジャンプしてからの二段蹴り、またバク転からのパスガードなどアクロバティックで予測不能の動きをするトリッキースタイル。まるでメキシカンプロレスのルチャリブレを彷彿とさせるような、空中殺法を多用する南米ファイターだ。

 単に動きが派手なだけではなく、そのバネを生かした強打を誇る。前回大会ではケージを蹴ってジャンプしてからのスーパーマンパンチ、着地してからのボディアッパーでKOした。

 相手はUFCへの登竜門とも言われる、北米の総合格闘技団体『LFA』を主戦場とするダコタ・コクラン(アメリカ)。
 
 2014年には人気の格闘技リアリティショー『The Ultimate Fighter』(UFCとの契約を勝ち取るドキュメンタリー番組)の王者を破り、近年はLFAのメインを張る実力者。コクランは「強い奴と戦えるならどこへでも赴く」と豪語し今回のHEAT初参戦となった。

 ”忍者ファイター””ブラジルの怪鳥”とも呼ばれるペレイラが異次元MMAを魅せて勝利するのか、着実にキャリアを積み上げてきたコクランがベルトを手にするのか。

サンスのこの右ストレートで藤田和之はマットに沈んだ

 また、ヘビー級タイトルマッチでは王者のイ・サンス(韓国)がカルリー・ギブレイン(ブラジル)を迎え撃つ。

 サンスは身長181cm、体重89.81kgの身体に似合わず素早いパンチを乱れ打ちする選手。柔道ベースのため組技もできるオールラウンダーだ。昨年12月大会ではプロレスラー・藤田和之を1RでKOした。

 未知の潜在能力を持つギブレインに対し、イ・サンスはどんな作戦で挑むのか。

●今年7月に行われたROAD FC 48でのペレイラの試合

<追加対戦カード>

▼MMAウエルター級 タイトルマッチ 5分5R
ミシェウ・ペレイラ(Michel Pereira/ブラジル)
vs
ダコタ・コックラン(Dakota Cochrane/アメリカ)

▼MMAヘビー(無差別)級タイトルマッチ 5分5R   
イ・サンス(王者=韓国/BUSAN TEAM MAD)
vs
マリニョ・オリベイラ(ブラジル)

▼MMAライトヘビー級 タイトルマッチ 5分5R
チョン・ダ・ウン(Da Un Jung/韓国)
vs
ルーカス・ロタ(Lucas Rota/ブラジル)

▼70kg級トーナメント1回戦
ヒマラヤン・チーター(Himayan Cheetah/ネパール)
vs
裕平(日本)

▼70kg級トーナメント1回戦
ブルノ・ガザニ vs デヴィット・スリータ
Bruno Gazani (ブラジル) David Zurita (ボリビア)
▼ライト級 ワンマッチ
ヘンリー・セーハス(Henrry Cejas/ボリビア)
vs
安川侑己(日本)

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