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【ROAD FC】藤田和之、連勝に向けて計量パス「チャレンジを続けたい」

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2018/08/17(金)UP

今年5月に10年2カ月ぶりの勝利を上げた藤田和之(左から2番目)が、今大会で連勝を狙う

 8月18日(土・現地時間)韓国・ソウルのビスタ・ウォーカーヒル・リゾート・コンプレックスで開催される総合格闘技イベント『ROAD FC 49』の前日計量が、17日(金・同)に行われた。

 今大会には日本重量級の大ベテラン選手である藤田和之(47=TEAM FUJITA)が参戦し、無差別級ワンマッチでジャスティン・モートン(33=アメリカ)と激突する。

 計量は藤田が116.3kg、モートンが103.3kgを記録(無差別級は体重リミットがないため参考計量として実施)。両者の体重差は13kgとなった。

中国人選手を右フックでぐらつかせる藤田(左)

 明日の決戦に向けて、藤田は「自分がこれまでに戦いの中で培ってきた経験を活かしながらチャレンジを続けたい」、モートンは「私は11歳の時に藤田の試合を初めて見た。そして今、彼とこうして戦うことになった。ROAD FCに感謝したい。明日は藤田をなんとしてでもKOする」と、それぞれ意気込みをぶつけた。

 藤田はレスリングの全日本学生選手権4連覇、全日本選手権2度優勝の実績を持ち、プロレスラーとして活動しながら2000年1月に『PRIDE』で総合格闘家としてデビュー。マーク・ケアー、ケン・シャムロック、ジェームス・トンプソンといった強豪相手に勝利を飾り、エメリヤーエンコ・ヒョードル、ミルコ・クロコップ、ヴァンダレイ・シウバとも拳を交えるなど(いずれも敗戦)、長らく日本人ヘビー級のトップ選手として活躍した。

沖縄の『TENKAICHI』でMMAヘビー級王者となったモートン(上)

 近年は勝利から遠ざかっていたが、今年5月に韓国最大の総合格闘技団体『ROAD FC』で10年2カ月ぶりとなる白星を獲得。今回は再び同団体のリングに上がり、連勝を目指す。

 対戦相手のモートンは現役米軍ファイターとして知られ、沖縄の格闘技団体『TENKAICHI』でMMA(総合格闘技)ルールのヘビー級王者に君臨(日本でのリングネームは“ザット・ガイ”)。ROAD FCには今大会で初参戦となる。

 藤田は難敵相手に勝利を飾ることができるか。あとは試合開始のゴングを待つのみとなった。

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