【GLORY】RENAとも対戦した美しき元ムエタイ世界女王、笑顔の計量クリアー
8月25日(土・現地時間)中国・広東省深セン市の深セン湾スタジアムで開催される『GLORY 57』の前日計量が、24日(金・同)に行われた。
今大会にはかつて“ムエタイアイドル”と呼ばれ、来日経験も持つ元ムエタイ世界女王サーサー・ソーアリー(24=タイ)が参戦。女子スーパーバンタム級ワンマッチで、新鋭ジャ・リュウ(25=中国)と対戦する。
両者は昨年10月の『GLORY 46』でも一度拳を交えたが、その時は2Rにサーサーがパンチを放ったところで偶発的にヒジが当たってしまい、リュウは顔面からの出血が激しく試合続行が不可能となり、ノーコンテスト決着となった。今回は仕切り直しの再戦となる。
計量はサーサーが54.8キロ(約120.8ポンド)、リュウが54.4キロ(約119.9ポンド)で、ともに女子スーパーバンタム級規定の55.5キロ(約122キロ)を一発クリアー。
両者とも計量の結果がアナウンスされると、ダブルピースのポージンングをキメながら爽やかな笑顔を浮べ、会場の雰囲気を和ませた。
サーサーは2008年12月に15歳の若さでWPMF(世界プロムエタイ連盟)の世界女子フライ級王座を獲得した実績を持ち、翌年11月には日本のリングで女子キック界の大御所グレイシャア亜紀を破り、同王座の防衛に成功した。2011年8月にはシュートボクシングのリングでRENAとも対戦したが、この時は2R2分10秒でKO負けを喫している。
また、当時は母国タイで歌手やタレントとしても活躍していたことから、“ムエタイアイドル”としても注目を集め、日本のテレビ番組にも出演したこともあった。近年はタイや香港で試合に出場しており、戦績は33勝6敗1ノーコンテストとなっている。
対するリュウはアグレッシブなファイトスタイルを持ち味とするルーキーで、現在までの戦績は2勝1ノーコンテスト。サーサーと同じく、その端正な顔立ちからルックスにも注目が集まる期待の新星だ。
サーサーがキャリアの差を見せつけるか。リュウが元世界女王を相手に金星をつかむか。あとは試合開始のゴングを待つのみとなった。
Photo by Zhong Zhi, Glory Sports International
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