【RIZIN】元K-1王者・大雅が初参戦「天心君、堀口君とやらないと意味がない」
9月30日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.13』の記者会見が、8月24日(金)都内にて行われた。
元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の大雅(22=TRY HARD GYM)が初参戦。6月に『RISE』で行われた「Road to RIZINキックトーナメント」の優勝者・原口健飛(20=Kick Lab/聖武会館)と対戦する。
大雅は2012年11月に『Krush』で16歳の時にプロデビュー。2014年8月に瀧谷渉太を破り、Krush -55kg級王座に就く。同年11月からはK-1に参戦し、2015年4月の-55kg初代王座決定トーナメントで準優勝、2016年4月のK-1-60kg日本代表決定トーナメント優勝、同年9月のスーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント準優勝などを飾り、2017年2月には卜部弘嵩を破り第3代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者に就いた。
しかし、2018年2月にK-1と所属ジムの契約トラブルでK-1を離れることになり、王座ははく奪。5月に中国の『クンルンファイト』で再起戦を行ったが中国人選手に判定負けを喫した。
原口は幼少の頃から空手を学び、高校時代はボクシングに転向して2016年西日本新人王戦で準決勝まで勝ち上がった。2017年にキックボクシングに転向すると2戦目にして関西の格闘技イベント『ACCEL』でフェザー級王座を奪取。その後は『RISE』にも参戦している。
会見に出席した大雅は「ずっと試合が出来ていない時期があっていろいろなことを思ったり、いろいろなことがありましたが、今日こうしてここに座れることが出来たのはファンの皆さんの支えがあったからだと思います。ずっと試合が出来なかった分、思い切りぶっ倒して楽しませたいと思います」と笑顔で参戦のあいさつ。
原口は「大雅選手は新生K-1で一番好きだった選手で、いつかやるだろうと思っていたんですが、RIZINでやるとは思っていませんでした。感謝とリスペクトをもって、しっかり倒しに行きたいと思います。そして、しっかり倒して年末に行きます」と、大雅を倒して大みそかに開催が予定されているRIZIN KICKトーナメントの出場権をつかむと宣言。
榊原信行RIZIN実行委員長によれば、同大会で行われる那須川天心vs堀口恭司の試合と合わせ、この2試合はRIZIN KICKトーナメントの査定試合(出場枠は4名)になるという。
トーナメントは58.0kg契約で行われる予定で(那須川vs堀口は58.0kg契約、大雅vs原口は59.0kg契約)、大雅は「僕が(体重を)落とします。もちろん天心君、堀口君とやらないと意味がない」、原口は「落とすのは問題ありません。僕も天心君とやりたいです」と、打倒・那須川&堀口を口にした。
また、大雅はRIZIN参戦にあたり「試合が出来なくてずっと歯がゆかったです。早く試合がしたいなと思っていました。出来ないといっても一生できないわけではないので、出来る時のためにトレーニングはずっとしていました。ずっとRIZINは見ていました。凄いなっていうのがありました」と話し、那須川のようにMMAに挑戦する気はあるのかとの問いには「総合格闘技は出来ないんです。すいません」と言って周囲を笑わせた。
●編集部オススメ
・堀口恭司vs那須川天心はなぜワンマッチになったのか、そしてルール問題
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