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【シュートボクシング】初タイトル戦の笠原弘希「弟に先越される前に何が何でも獲る」

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2018/09/02(日)UP

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SB日本フェザー級1位・笠原弘希

 9月15日(土)東京・後楽園ホールにて開催されるシリーズ第4戦『SHOOT BOXING 2018 act.4』のシュートボクシング(以下SB)日本フェザー級王座決定戦に挑む同級1位・笠原弘希(19=シーザージム)の試合直前インタビューが、主催者を通じて届いた。

 昨年11月に対戦して敗れた前王者・深田一樹がベルトを返上したことで、戴冠のチャンスを得た笠原。「以前にノンタイトルマッチで当時のチャンピオン(=深田)とやらせてもらったことがありましたが(笠原が4R判定負け)、今回はいつも以上に気合いが入っています」と力強く意気込みを語る。

 ベルトを争う同級3位・元貴(DAB)とは2017年6月の後楽園大会で対戦し笠原が勝利している。「自分よりもテンポが早く、コンビネーションがうまかった印象があります。あの試合から時間が経って、お互いに成長していると思いますし、前回は元貴選手にとって納得のいく判定結果ではなかったと思うので、今回はキッチリとKOしてベルトを獲らせていただきます。狙っているのであまり言えませんが、左全般の攻撃を出していきたいと思います。それが当たれば間違いなくKO出来ます」とKO決着にも自信を見せる。

笠原の左ハイキック

 なお、弟の友希は同大会で行われるSB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント準決勝に出場し、勝ち進めば年内に兄弟揃っての戴冠の可能性もある。

「自分がここで落としてしまうと弟に先を越されてしまうので、僕が先に何が何でも獲らないといけません」と兄の意地でも先にベルトを獲ると宣言する。

 タイトル獲得後については「魅せる試合を意識してチャンピオンらしい戦いをしていきたいですね。RENAさんや海人選手、内藤(大樹)選手など強いシュートボクサーは他団体でも実力を発揮しているので、僕もベルトを獲って他団体のチャンピオンクラスと勝負してSBの強さを見せつけていきたいです」と野望を語った。

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●編集部オススメ

・村田聖明・深田一樹が王座返上、ともに二階級制覇のタイトルマッチ

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