【Invicta FC】“日本女子MMAの至宝”魅津希がアメリカ名門ジムで再始動、11・16移籍初戦が決定
11月16日(金・現地時間)アメリカ・オクラホマ州ショーニーのファイアーレイク・アリーナで開催される女子総合格闘技イベント『Invicta FC 32』に、日本のトップファイターである魅津希(みづき/24=SERRA LONGO FIGHT TEAM)が参戦することが発表された。
魅津希は“天才格闘少女”として2010年10月に16歳でプロデビューし、主戦場の『DEEP JEWELS』では2014年8月に19歳でストロー級王座を獲得するなど活躍。2013年7月からは女子単独のMMA(総合格闘技)団体として世界トップレベルを誇るアメリカの『Invicta FC』(インヴィクタ・エフシー)にも継続参戦し、海外のトップファイターたちから勝利を挙げてきた。
しかし、今年3月のInvicta FC世界ストロー級王座決定戦で、無敗の強豪ヴィルナ・ジャンジィローバ(30=ブラジル)に判定負けし、初の海外タイトル獲得に失敗。その後、魅津希はこれまで所属した空手道白心会から、アメリカ・ニューヨークの名門ジム「SERRA LONGO FIGHT TEAM」(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)に移籍して再起を目指すことになった。
同ジムには世界最高峰の総合格闘技団体『UFC』で世界ミドル級王者に上り詰めたクリス・ワイドマンをはじめ、UFC世界ランカーのアル・アイアキンタ、アルジャメイン・スターリング、佐々木憂流迦(ささき・うるか)といったトップファイターたちが在籍。魅津希にとって8カ月ぶりの再起戦は、本場アメリカに練習拠点を移しての初陣ともなる。
その重要な一戦で対戦相手に決まったのはヘザー・ジョー・クラーク(37=アメリカ)。2010年4月にプロデビューした同選手は、アメリカのローカル団体で経験を積み、2014年12月からはUFC出場も経験した実力者だ。
UFCではデビュー戦でベック・ローリングスに判定勝ちしたが、その後はトップファイターのカロリーナ・コバルケビッチとアレクサ・グラッソに判定負けを喫し、1勝2敗の成績でリリース(契約解除)に。今年7月のInvicta FC初陣ではRENAや朱里と対戦経験のある強豪キンバリー・ノヴァスに判定勝ちを収め、再起を果たしている。
現在までの戦績は魅津希が12勝5敗で、クラークが8勝6敗。クラーク戦に向けて、魅津希は「11月16日試合決まりました!相手は元UFCファイターなので気合いが入ります。面白い試合して勝ちたいと思います。応援よろしくお願いします」と、自身のSNSに意気込みを綴っている。なお、試合は大会のセミファイナルで行われる。
<決定対戦カード>
▼セミファイナル ストロー級 5分3R
魅津希(24=SERRA LONGO FIGHT TEAM/DEEP JEWELSストロー級王者)
vs
ヘザー・ジョー・クラーク(37=アメリカ)
Photo by Dave Mandel, Invicta FC
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