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【K-1】1回戦で大和哲也とゲーオが激突、スーパー・ライト級王座決定トーナメント開催

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2018/09/03(月)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

日本人選手4名、外国人選手4名の8名で第3代王座が争われる

 11月3日(土・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント~』の記者会見が、9月3日(月)都内にて行われた。

 今大会では、第2代王者・野杁正明(24=K-1 GYM EBISU FREE HAWK)が返上したK-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座を日本人4名と外国人選手4名の計8名がトーナメントで争う。その出場選手とトーナメント表が発表された。

佐々木(左)vsヒル(右)

 1回戦第1試合は佐々木大蔵(27=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vsサム・ヒル(27=ニュージーランド)。

 佐々木は2008年にK-1甲子園ベスト8進出を果たし、翌年5月にプロデビュー。勝ち負けを繰り返していたが、2016年6月に第4代Krushライト級王座に就いた。同王座は2度の防衛に成功。今年5月にゴンナパー・ウィラサクレックに敗れて王座を失い、スーパー・ライト級に転向を決意した。

 初来日のヒルはオセアニア地域で活躍し、戦績は34勝(9KO)11敗2分。重いローキックを軸としたスピーディーなコンビネーションを得意とし、相手に圧力をかけていくファイトスタイル。WMC(世界ムエタイ評議会=タイ国スポーツ局認定団体)ウェルター級王座、King in the ringニュージーランド・ウェルター級王座を持つ。

中澤(左)vsバダザリアン(右)

 1回戦第2試合は中澤純(28=TEAM Aimhigh)vsメルシック・バダザリアン(26=アルメニア)。

 中澤はパンチとローキックを武器に2011年7月にMA日本ウェルター級王座、2017年4月にはKrushスーパー・ライト級王座を獲得。8月の初防衛戦で左右田泰臣の挑戦を退け、その後はK-1で大和哲也や山崎秀晃らと対戦。今年8月にKrush王座を奪われ、今回が再起戦となる。

 バダザリアンは幼少期から空手を学び、アルメニアからアメリカに移住すると元ボクシング世界王者ミゲール・コットのスパーリングパートナーを務めた。サウスポーから繰り出す左のパンチと多彩な蹴り技が武器で、2017年9月のK-1に初来日するとBigbangウェルター級王者・山際和希に勝利。今年3月には久保優太の保持するK-1 WORLD GPウェルター級王座に挑戦したが、判定で敗れた。今回は一階級下げての参戦となる。

左右田(左)vsアブドゥラマン(右)

 1回戦第3試合は左右田泰臣(30=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)vsモー・アブドゥラマン(22=南アフリカ)。

 左右田はデビューから11連勝を飾り、2013年3月にはRISEスーパーライト級王座を奪取。K-1には2014年11月の旗揚げ戦から参戦し、同大会で行われたスーパー・ライト級初代王座決定トーナメントでは木村“フィリップ”ミノル、HIROYAを破って決勝へ進出するもゲーオに敗れた。中澤に2連敗を喫したが、7月のKrushでメン・グォドンをKOして再起。

 初来日のアブドゥラマンは10代の頃からイギリスで活躍し、ムエタイルールでタイ人にも勝利。180cmの長身を生かし、ヒザ蹴りが武器。戦績は30勝(16KO)9敗で、Road to GLORY -65kgイギリス・トーナメントでは優勝を飾っている。

大和(左)vsゲーオ(右)

 そして、1回戦第4試合では注目の一戦が組まれた。大和哲也(30=大和ジム)とゲーオ・ウィラサクレック(33=タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)が初激突。このカードが発表されると公開記者会見に集まったファンから歓声が沸き起こった。

 大和はニュージャパンキックボクシング連盟のエースとして活躍し、2010年にはK-1 WORLD MAX -63kg日本トーナメントを必殺の左フックで全試合KOによる制覇を達成。2014年11月には日本人初のWBCムエタイ世界スーパーライト級王者となり、2015年3月にはラスベガスのキックボクシングイベント『Lion Fight』で日本人初の世界スーパー・ライト級王座も奪取した。2016年からK-1に参戦し、3連続KOで野杁正明が保持するK-1スーパー・ライト級王座に挑戦したがKO負け。8月のKrush名古屋大会にてKOで再起を果たした。

トーナメント組み合わせ

 ゲーオはムエタイの殿堂ルンピニースタジアムでフェザー級王者となり、必殺のハイキック&左ストレートで2005年7月の初来日から2017年6月に野杁正明に敗れるまで日本人を相手に無敗を誇った。2014年11月のK-1スーパー・ライト級初代王座決定トーナメントで優勝して初代王座に就き、2度の防衛に成功。2016年6月の-65kg世界最強決定トーナメントでも優勝して新生K-1の“帝王”として君臨していたが、2017年6月に野杁に敗れて王座を失い、今年3月には平本蓮に日本では初のKO負けを喫した。

 この8名によって第3代王座が争われる。なお、現Krushスーパー・ライト級王者の篠原悠人は、K-1ではライト級で参戦したいとの意向があり、今回は不出場。K-1スーパー・ライト級で活躍してきた山崎秀晃は6月にヒザの怪我から再起したばかりで、1日3試合のトーナメントはヒザへの負担が大きいとのことから今回は出場を見合わせた。また、ゲーオからKO勝ちを奪った平本は階級を上げてウェルター級に転向することが決まったため、同じく今回は不出場となった。

「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント~」
2018年11月3日(土・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
開場13:00 開始15:00

<決定対戦カード>

▼K-1 WORLD GP第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
vs
サム・ヒル(ニュージーランド)

▼K-1 WORLD GP第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
中澤 純(TEAM Aimhigh)
vs
メルシック・バダザリアン(アルメニア)

▼K-1 WORLD GP第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
左右田泰臣(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
vs
モー・アブドゥラマン(南アフリカ)

▼K-1 WORLD GP第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
大和哲也(大和ジム)
vs
ゲーオ・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)

▼K-1 WORLD GP第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント準決勝第1試合 3分3R延長1R
佐々木vsヒルの勝者
vs
中澤vsバダザリアンの勝者

▼K-1 WORLD GP第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント準決勝第2試合 3分3R延長1R
左右田vsアブドゥラマンの勝者
vs
大和vsゲーオの勝者

▼K-1 WORLD GP第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R延長1R
松下大起(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)
vs
FUMIYA(ポゴナ・クラブ)

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