【クインテット】桜庭和志プロデュース大会がラスベガス進出、ユライア・フェイバー参戦
今年4月に旗揚げされた桜庭和志(48=フリー)プロデュースの新格闘技イベント『QUINTET』が、アメリカ・ラスベガス進出を果たすことが発表された。
この大会は合計体重430kg以下の5人で1チームを結成し、グラップリングルール(打撃無し、組み技のみ)による勝ち抜き戦で勝敗を争う。世界各国から集められた4チームがトーナメントに参加する。
これまで日本では軽量級だけの『QUINTET FIGHT NIGHT』を含めて3大会が開催されたが、10月5日(金・現地時間)アメリカ・ラスベガスのOrleans Arenaで『QUINTET.3 QUINTET World Championship 2018』の開催が決定。
桜庭は6月に行った記者会見で10月にアメリカ・ラスベガスで『QUINTET.3』、12月にはイギリス・ロンドンで『QUINTET.4』の開催が予定されていることを発表したが、「10月のラスベガス大会はUFCファイトパス(UFCの有料ネット動画配信サービス)と長期契約を結んでいる関係で、UFCからいろいろなアドバイスを貰っています。UFC系のビッグネームが出たがっている、という話しがあるので、そういう(UFC色の強い)感じの大会になると思います」と予告していた。
そのビッグネームとは、桜庭と同じくUFCの殿堂入りを果たしたユライア・フェイバー(39=アメリカ/チームアルファメール)。フェイバーは元WEC世界フェザー級王者、元KOTC世界バンタム級王者で、UFCでは王座に就けなかったが数々の名勝負を残し、34勝のうち17勝が様々なチョークによる一本勝ち。
フェイバーは「チームアルファメールがQUINTETに参加できることにとても興奮してます。 コンバットスポーツはチェスであり、相手よりいい戦略を考えるゲームです。 QUINTETではそれがよりレベルの高い戦いになります。待ちきれないです」とのコメントを寄せている。
さらに今回は、初代優勝チームのPolaris、前回優勝の10th Planetの出場も決定。もちろん、桜庭もTeam SAKURABAを率いて参戦する。
桜庭は「僕がプロデュースするグラップリングイベント『QUINTET』を、ラスベガスで開催できることにとても興奮しています。5対5のチーム戦でしかも勝 ち抜きシステムというフォーマットは、過去3大会でその面白味を十分にお見せできたと思います。ラスベガス大会では、最強の4チームによるトーナメントで、グラップリングチーム世界一が決定します。皆さん、歴史的なイベントをぜひその目で確かめてください」とコメント。
また、Team 10th Planetのエディ・ブラボー代表は「うちのチームはQUINTETとほぼ同じルールで毎日トレーニングしているので、QUINTETのような大会で戦うために作られたチームだ。うまく機能しているので変更する必要はないから、QUINTET.2と同じメンバーで戦います」、Team Polarisのベン・トングPolaris共同オーナーは「Team Polarisは、QUINTET初代優勝チームとしてタイトルを守ることを楽しみにしている。他の3チームはとても強いが、勝ち抜くためのテクニックと戦略を持っている」と、それぞれ自信のコメントを寄せている。
<出場チーム>
・Team SAKURABA
桜庭和志/ジョシュ・バーネット/マルコス・ソウザ/ホベルト・サトシ・ソウザ/他
・Team Alpha Male
ユライア・フェイバー/ダスティン・アクバリ/クリス・ホルズワース/他
・Team 10th Planet
ジオ・マルティネス/リッチー・マルティネス/PJバーチ/アミール・アラム/アダム・サックノフ
・Team Polaris
グレゴー・グレイシー/クレイグ・ジョーンズ/マーチン・ヘルド/ダン・ストラウス/他
<出場予定選手>
所英男/中村大介/石井慧/ハイサム・リダ他
●編集部オススメ
・第1回大会:POLARISが桜庭率いるHALEOを決勝で破り優勝
・第2回大会:桜庭チーム好勝負も、柔術黒帯のTEAM 10th Planetが優勝
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