【クインテット】桜庭チーム好勝負も、柔術黒帯のTEAM 10th Planetが優勝
ラバーランド
「QUINTET.2」
2018年7月16日(月・祝)東京・大田区総合体育館
▽決勝戦「TEAM Reebok」vs「TEAM 10th Planet」
桜庭和志(49=フリー)プロデュースのプログラップリング(組み技)イベント『QUINTET.2』が7月16日(月・祝)東京・大田区総合体育館で開催された。
QUINTETは5人で1チームを結成し、グラップリングルール(打撃無し、組み技のみ)による勝ち抜き戦で勝敗を争う大会。今回は桜庭率いる「TEAM Reebok」とアジアが誇るメガジムTIGER MUAY THAI&MMAから送り込まれる「TEAM Tiger Muay Thai」、そして石井慧(31=ブラック・ハウス/レインMMA)率いる「TEAM VAGABOND」とエディ・ブラボー(48=アメリカ)の弟子で構成される「TEAM 10th Planet」がそれぞれ1回戦を行い、その勝者が決勝で戦い優勝を争う。
決勝に進出したのは長身196㎝のガーナ人ファイター、ハイサム・リダの3人抜きで「TEAM Tiger Muay Thai」を降した「TEAM Reebok」と、大将戦もタイムアップという接戦の末「TEAM VAGABOND」を降してきた「TEAM 10th Planet」。
「TEAM Reebok」は、先鋒の中村大介とPJバーチが引き分けに終わった後、チームリーダーである桜庭が次鋒戦に登場。しかしここで「TEAM 10th Planet」のリッチー“ブギーマン”マルティネスのダースチョークに一本負けを喫してしまう。
リードした「TEAM 10th Planet」だが、続く「TEAM Reebok」の中堅ハイサムがリッチーから腕十字で一本勝ち。イーブンの展開に戻す。
しかし中堅同士の戦いとなると、94.75㎏の「TEAM Reebok」ハイサムに対し、30㎏軽量となる64.75㎏の「TEAM 10th Planet」ジオ・マルティネスがフロントチョークを極め一本勝ち。驚きの展開が続く。
結局、「TEAM Reebok」は続く副将・所英男がジオと引き分けた後、大将のユン・ドンシクが相手方の副将アミール・アラムにバックチョークで一本負けを喫して万事休す。
優勝は「TEAM 10th Planet」となった。
自身が率いるチームで4月の旗揚げ大会に続く出場、前回ならなかった優勝を目指した桜庭だったが今回もそれはかなわなかった。
▼1回戦第6試合 4分一本勝負
●ユン・ドンシク(45=韓国/2001年世界柔道選手権ミュンヘン大会90kg級第3位、1994年アジア大会柔道78kg級金メダル/88.90kg)
一本 1分43秒 ※バックチョーク
○アミール・アラム(34=アメリカ/99.25kg)
▼1回戦第5試合 8分一本勝負
△所英男(40=リバーサルジム武蔵小杉所プラス/2011年DREAMバンタム級日本トーナメント優勝/68.20kg)
時間切れ引き分け
△ジオ・マルティネス(31=アメリカ/2016 EBI 10チャンピオン-145ポンド/64.75kg)
▼1回戦第4試合 8分一本勝負
●ハイサム・リダ(24=ガーナ/2017年JBJJF全日本ブラジリアン柔術選手権アダルト茶帯ウルトラヘビー級優勝/94.75kg)
一本 45秒 ※フロントチョーク
○ジオ・マルティネス(31=アメリカ/2016 EBI 10チャンピオン-145ポンド/64.75kg)
▼1回戦第3試合 8分一本勝負
○ハイサム・リダ(24=ガーナ/2017年JBJJF全日本ブラジリアン柔術選手権アダルト茶帯ウルトラヘビー級優勝/94.75kg)
一本 1分23秒 ※腕十字固め
●リッチー”ブギーマン”マルティネス(33=アメリカ/2016 IBJJF World No-Gi Championship 準優勝/84.55kg)
▼1回戦第2試合 8分一本勝負
●桜庭和志(49=フリー/1997年UFC-Jヘビー級トーナメント優勝/83.75kg)
一本 5分24秒 ※ダースチョーク
○リッチー”ブギーマン”マルティネス(33=アメリカ/2016 IBJJF World No-Gi Championship 準優勝/84.55kg)
▼1回戦第1試合 8分一本勝負
△中村大介(38=夕月堂本舗/第7代DEEPライト級王者/78.50kg)
時間切れ引き分け
△PJバーチ(28=アメリカ/2017 Sapateiro Invitational チャンピオン/77.25kg)
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