【正道会館】石井館長「自分自身に利益を生み出すイベントは卒業、みんなに僕を超えて欲しい」
9月2日(日)エディオンアリーナ大阪で開催された正道会館主催『第37回全日本空手道選手権大会2018』。今大会にはジュニアのチャレンジ(新人)クラスから一般マスターズの部まで総勢904名の選手が集結した。
かつての『K-1』を彷彿とさせるライトアップ演出や、軽自動車やダイヤモンドをはじめとした豪華賞品が優勝者に贈られるなど華々しく開催されたこの大会。終了後、K-1の生みの親である正道会館の石井和義館長、そして大会実行委員長である西尾直・奈良支部長に大会運営についての話しを聞いた。
石井館長は「この大会は全て支部長たちのアイデアや意見から生まれた大会です。(私自身の)今後の構想は特にありません。今は支部長たちが頑張っておられるので、私は支部長たちの(運営や進行を)見守る立場です。アドバイスは送りますが何もしません」と、意外にも大会演出などには関わっていないという。
「私自身は、K-1やDynamite!!など自分自身に利益を生み出すイベントは卒業したと思っています。世界中にいる、過去K-1に関わり(現在は他のイベントを)開催しておる人たちにも同様にアドバイスは送っています。少しでもお手伝いが出来れば、と思っております」とアドバイスを送るのみと語る。
大会中は基本、観戦に努めたが、時に進行や演出について指示を出すシーンもあり、かつてのK-1プロデューサーとしての姿も垣間見えた。
石井館長は「みんなが僕を超えて、各先生方や選手が心から喜ぶ大会を作って欲しい」と弟子たちに期待を寄せた。
大会実行委員長であり演出・構図を主に担当する正道会館の西尾直支部長は、「(K-1全盛の頃の)かつての正道会館の輝きを取り戻し、再び空手界をリードしていきたい。『あそこで戦いたい』という夢のある場を提供したいですね。本気でアマチュア日本NO.1の大会を目指しています」と、今後の展望を語った。
かつて一世を風靡したK-1。その母体となっている正道会館の大会だけに、今後もどのような進化を遂げるかが注目される。
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