【シュートボクシング】現ラジャ王者迎える海人、得意のヒジ打ち使い「相手の土俵で勝つ」
9月15日(土)東京・後楽園ホールにて開催の『SHOOT BOXING 2018 act.4』のメインイベントに出場するシュートボクシング(以下SB)日本スーパーライト級王者・海人(21=TEAM F.O.D)のコメントが主催者を通じて届いた。
海人は今回、ムエタイ最高峰の二大殿堂の一つラジャダムナンスタジアムの現スーパーライト級王者・チャムアトーン・ファイタームエタイ(タイ)と対戦する。
チャムアトーンはもう一つの二大殿堂ルンピニースタジアムでも元スーパーライト級王者(現ウェルター級2位にランクイン)という超強豪。
オファーを聞いた時は「いつも以上にモチベーションが上がりました。怖いという気持ちもありましたが、そういう相手に挑戦できるのは自分にとって良いことですし、ステップアップにもなるので気持ちを切り替えました」と、前を向いて勝ちに行くとした。
チャムアトーンの試合映像は「いくつか見ました」という海人。「ガンガン前に出てプレッシャーをかけてくるタイプで、ヒジ、ヒザ、ミドル、ハイも全て威力がありました。今までに僕はタップロン、ジャオウェハーと対戦して勝ってますが、彼らとは全然違うリズムですし、レベルも違う本物のムエタイ選手が来たなという印象を受けましたね」と、相手は文句なしの強敵と認める。
チャムアトーンは今年8月には、海人が16年に対戦し判定勝ちした高橋幸光を終始圧倒。海人は「組みの展開が多く、強かったので、そこは警戒しないといけない」と、ヒジ打ちと並ぶムエタイ最強の武器・首相撲を警戒する。
勝利のキーポイントは「誰が相手でもそうですが、相手のリズムに付き合わないことを重視しないといけないと思っています」と、自分のペースを貫くことだとした。
ヒジ打ちを得意とする海人。今回は現役のラジャ王者が相手だが「トップのタイ人を相手にヒジを積極的に試していきたいと思います。誰が相手でも相手の土俵で勝つことが一番の理想ですね」と、ムエタイのお株を奪い勝利したいと語る。
「(チャムアトーンは)来月にラジャダムナンのタイトル防衛戦を控えているようですが、今回きっちり仕留めてあげます。次、11月のS-cup(SBの世界トーナメント)に向けてしっかり臨みたいのですが、まずは今回しっかりと結果を残さない限りは何も言えません。久しぶりのSBのリングになるので、またさらに強くなった姿を見せます」と、RIZIN2連勝からホームでの凱旋勝利を挙げると意気込んだ。
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