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【RISE】王座見据えるベイノア、大阪なおみにシンパシー「自分も”初の”アメリカ人王者に」

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2018/09/20(木)UP

空手家同士の対決となるベイノア(左)・鹿嶋(右)がともに押忍のポーズ

 9月21日(金)東京・新宿FACEにて開催されるキックボクシングイベント『RISE EVOL.1』の前日計量&記者会見が都内で行われた。

 セミファイナルで対戦するJ-NETWORKウェルター級王者“ブラックパンサー”ベイノア(23=極真会館)は68,5kg、宮崎のKO率100%男・鹿嶋昭男(ダイアタイガージム)は68,65kgと共に計量をクリアーした。

 ベイノアは会見の第一声で「今、ハーフのアスリートが躍進している」と発言。「テニスの大阪なおみ選手がバンバン活躍しておりまして」と、日本人初のグランドスラムを達成した世界的アスリートの名前を出す。ベイノアもまた、大阪と同じようにアメリカ人の父と日本人の母を持つ。

大阪なおみの日本人初の偉業に続きたいとするベイノア

「それに乗っかってというか、すごくシンパシーを感じまして。向こうは何とも思ってないどころかベイノアのべの字も知らないと思うんですけど」と下から目線で共感を語る。

「この波に乗って僕もアメリカ人初のRISEチャンピオン…初ですよね?初じゃないとちょっと…」と、大阪が達成した記録から“初”にこだわる。06年にアレックス・ロバーツがRISEヘビー級トーナメント「G-BAZOOKA」で優勝しているが、タイトルマッチで王座を獲得したアメリカ人はいない。

「アメリカ人初のRISEチャンピオンになるために、明日はいい勝ち方をして、アピールしたいと思います」と、王座獲得への布石にするとした。

 さらに「大阪なおみ選手の言葉を借りるようですけれども」と続け「今日は、すごく、なんか、減量は、完璧だった、うれしかった」と大阪氏の日本語コメントのマネをするなど、大阪ネタを引っ張った。 

ベイノアの独特なトークに若干引きながらも、得意の蹴りで連勝を止めるとした鹿嶋

 相手の鹿嶋は「ベイノア選手に色々言われて、忘れちゃいましたけど」と苦笑。「波に乗ってる選手だと思うんですけど、僕が止められるようにいい試合をします」と、現在10戦全勝のベイノアをストップすると宣言。

 鹿嶋は正道会館に所属し、ベイノアは極真会館だが「ベイノア選手だったら、フルコンタクト空手らしくグローブ無しでやりましょうとか言いそうな気がするんですけど(フルコンタクト空手は素手パンチでのボディ攻撃)、僕はそれは出来ないんで、空手家らしく足技。とくに得意のヒザ蹴りをを見てもらえたらと思います」と、足技での空手対決を望む。

調子の良さそうな二人は計量もスムーズにクリア

 今年の極真会館全日本ウェイト制選手権優勝のベイノアは意外にも「全然言うつもりないんで、僕も嫌ですね素手は。グローブつけてやりましょう」と、グローブでの決着に同意。

 さらにベイノアは「(11月の)両国大会も控えていて、両国でタイトルマッチをやりたいくらいな気持ちですけど」と伊藤隆RISE代表をチラ見しながら「一試合一試合クリアしていけば。自然と。タイトルとか。そういう話になってくると思うので」と言葉尻を強調する。「KOで勝たないとアピールにならないと思うので。なんとしてもKOで勝たないといけない」と、KO率100%男の鹿嶋のお株を奪いKO勝利すると宣言した。

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