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【RISE】那須川天心vs内藤大樹、3年ぶりの再戦決定

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2018/10/13(土)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

那須川(右)へのリベンジに執念を燃やす内藤(左)

 11月17日(土)東京・両国国技館にて開催されるキックボクシングイベント『RISE 129』の記者会見が、10月13日(土)都内にて行われた。

 出場が決まっていたRISE世界フェザー級王者・那須川天心(20=TARGET/Cygames)の対戦相手が、前SB日本スーパーバンタム級王者・内藤大樹(22=ストライ キングジムAres)に決定。

 内藤は高校1年生でプロデビューし、2014年11月にSB日本スーパーバンタム級王座をKO勝ちで奪取。6連勝で2015年8月に各団体の軽量級トップが集った『BLADE FC JAPAN CUP 2015 -55kgトーナメント』に出場し、第2代REBELS 55kg級王者・工藤政英、第5代RISEバンタム級王者・村越優汰を破って決勝戦へ進出。しかし、その決勝戦で当時16歳の那須川天心にKO負けを喫して優勝を逃した。

 以後、内藤は打倒・那須川を目指して試合を重ねて2017年11月、RISEに参戦し『RISE DEAD OR ALIVE -57kg TOURNAMENT 2017』(以下DoA)で優勝。このトーナメントの優勝者はRISEのタイトルに挑戦できる権利を得るため、内藤は当時RISEバンタム級王者だった那須川を指名し、3月にタイトルマッチが実現するはずだったが、同月のスアキム戦で那須川が負傷したため延期に。その後、那須川は世界王座決定戦に臨むためRISEバンタム級王座を返上。内藤の目的は那須川との再戦だったため、今回ノンタイトルマッチで実現することになった。

 会見に出席した内藤は「3年前に天心選手にKO負けして、それからずっと天心選手を追いかけてきました。正式に決まって正直、天心選手が勝つという声が圧倒的に多いと思いますが、僕は自分の格闘技人生を懸けて勝てる用意をやっていきたいと思います。今回はワンマッチですが、天心選手と試合をするのはラストチャンスだと思っています」と、この一戦に全てを懸けるとの決意を述べた。

 那須川は「先日の試合(RIZINでの堀口恭司戦)では応援ありがとうございました。前回の試合はハードで、精神面でも成長できた試合で、あの試合をクリアーしてもう何も怖いことは無い。次はもっと強い那須川天心を見せられると思います。いつも通りに自分の試合をすれば勝てると思っています。3年前と同じことになるようにしたい」と、内藤をKOで返り討ちにすると言い放つ。

 内藤は現在の那須川の印象を聞かれると「本当に強い、それだけです。今は以前よりも強くなっていますし、誰もが認める世界最強の選手だと思います。その選手に挑めることが嬉しいです」と評する。

 一方、那須川は「3年前はタイトルを獲ったばかりだったので、あのトーナメントをやった時に内藤選手が一番強いと思っていたので戦えて嬉しかったです。今の印象は、成長しているかな。強くなっているところもあれば弱くなっているところもあるので、作戦を立ててそこを突きたい。全体的にバランスが良くなっているし、身体も大きくなっていますが、前よりも打たれ弱くなっている印象です」と歯に衣着せぬ発言。

 その言葉を受けて内藤は「それはその通りだと思います。3年前に天心選手にKO負けしてから、自分でも打たれ弱くなったというのがあります」とあっさり認めたが、「今回は何が何でも勝つと思っています。自分が成長したのは技術的なことや身体もそうですが、一番強いのは那須川天心への気持ちが一番強い」と、リベンジする気持ちが最大の武器だという。

 そして「本当に穴の少ない選手だと思っていますが、勝ちに行きます。少ない穴を突いていくのが勝ちにつながる。上手く行かないことも絶対あると思いますが、その小さい穴を突いていきたいと思います」と、那須川の弱点を突いて勝つと語った。

<決定対戦カード>

▼RISE World Series -57kg契約 3分3R延長1R
那須川天心(20=TARGET/Cygames/RISE世界フェザー級王者)
vs
内藤大樹(22=ストライ キングジムAres/前SB日本スーパーバンタム級王者、RISE DoA -57kgトーナメント2017優勝)

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