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【UFC】岡見勇信が19戦無敗のロシア人と対戦「敗北の味を初体験させる」

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2018/10/17(水)UP

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日本人初のUFC王者を目指して再スタートを切った岡見(左)、19戦無敗のクンチェンコ(右)と対戦

 12月2日(日・現地時間)オーストラリア・アデレードで開催される『UFC FIGHT NIGHT:Adelaide』に、岡見勇信(37=和術慧舟會東京道場)の出場が発表された。岡見はアレクセイ・クンチェンコ(34=ロシア)と対戦する。

 岡見は2006年8月にUFC初参戦を果たし、2011年8月には日本人として初めて同団体でタイトルマッチを経験。2013年9月の試合後にリリース(契約解除)されるまで約7年間、UFCのミドル級戦線で活躍し、MMA(総合格闘技)のメジャーリーガーと呼ばれた。

 UFCを離れた後は国内外で試合を重ねていたが、昨年9月のUFC日本大会で、直前に負傷欠場したマウリシオ・ショーグンに代わって急遽参戦が決定。4年ぶりにUFC復帰を果たすことになった。だが、その復帰戦は本来の階級を上回るライトヘビー級で、しかも相手は同階級の強豪オヴィンス・サンプルー。厳しい状況で試合に臨んだ岡見はサンプルーに1R1分50秒で一本負けした。

今年4月、UFC復帰2戦目で約5年ぶりにUFCでの勝利を収めた

 再起戦となった今年4月大会では、本来のウェルター級でディエゴ・リマと対戦し、ジャッジ三者とも30-26の完勝を収めて2013年3月のヘクター・ロンバート戦以来、約5年ぶりに世界最高峰のUFCで勝利を上げた。

 そして迎える今回のUFC復帰3戦目。対戦するクンチェンコは今年9月にUFCデビューしたばかりだが、その初戦でチアゴ・アウベスに勝利。アウベスは強烈な打撃でKOの山を築き、2009年7月にはジョルジュ・サンピエールの保持するUFCウェルター級王座に挑戦したこともある。MMA戦績は19勝無敗の強豪だ。

リマをコントロールする岡見

 岡見は「試合が決まり、嬉しく思っています」と喜び、「前回の試合が終わってからの半年間、さらに強くなること、次の対戦相手を容赦なくフィニッシュすること、より獰猛(どうもう)になることを意識して、日々ハードトレーニングをしてきました。

 クンチェンコはこれまでの戦績はまだ無敗の選手なので、UFCにて21戦目を迎える私にとって、対戦相手として申し分ない選手だと思っています。とはいえ、クンチェンコに敗北の味を初体験させて、私はアジア人初のUFCチャンピオンになるため、さっさと次のステップへと参ります。彼との対戦はただの通過点に過ぎず、私のゴールはその先なのです。どうぞご期待ください」と頼もしいコメントをしている。

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●編集部オススメ

・岡見勇信が約5年ぶりに世界最高峰で勝利飾る

・急きょ参戦の岡見がサンプルーに一本負け

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