【パンクラス】高橋“Bancho”良明と戦うルシオ・アブレオ「寝技になれば必ず絞められる」
10月21日(日)東京・新木場のスタジオコーストにて開催の『PANCRASE 300』に出場する、ルシオ・アブレオ(28=ブラジル)が18日(木)都内で公開練習を行った。
アブレオは元パンクラス・ライト級1位の高橋“Bancho”良明(32=パラエストラ八王子)と対戦する。戦績は10勝5敗で、10勝のうち5勝がチョーク系での一本勝ち。
ミット打ちで伸びのあるワンツー、ローキックを主体とした打撃を披露したアブレオは、続いて寝技を披露。いきなりアナコンダチョークを極めたかと思うと、テイクダウンからのパウンド、そして腕十字と流れるような動きで関節・絞め技を繰り出した。
「初めて日本で戦う機会をいただいて光栄に思っている。コンデイションは問題ないし、体重も問題ない」とアブレオ。高橋は約3年ぶりの復帰戦となるが、アブレオも約2年ぶりの試合となる。その理由を聞くと「試合に出ていない期間も常に練習はしていた。ブラジル以外の海外で試合が組まれるチャンスを待っていたんだ。今回やっとそのチャンスを得た」と説明。
海外で試合をしたかったのは「最近のブラジルにはMMA(総合格闘技)の大きなイベントが少ないので、自分がいいイベントに出たくてもブラジルでは力が発揮できない。だから海外で試合が出来るチャンスを待っていたんだ。やっとこのチャンスが来たので、必ずチャンスをつかみたい」と、海外で自分の力を発揮したかったからだという。
対戦する高橋については「強い選手でリスペクトしている」と言うが、「今回勝つのは自分、勝利をブラジルへ持って帰りたい。決着は判定に任せたくないので、早い段階でのKO勝ち、もしくは一本勝ちで終わらせるつもりだ」とフィニッシュして勝つと宣言。
「自分はルタ・リブレ(ブラジルの関節・絞め技のあるレスリング)と柔術の黒帯なので寝技には自信がある。打撃もしっかりやっているのでどっちでも対応できるが、寝技の方が得意だね」と言い、公開練習で見せたアナコンダチョークは「自分の得意技のひとつだ。前回の試合もその技で終わらせた。自分は寝技になれば必ず絞められる」と、チョークにはかなりの自信があるようだ。
そして「パンクラスの記念すべき300回目の大会に参加できて嬉しいよ。日本で試合が出来ることも嬉しく思っている。ヒカルド・アローナ、ミノタウロ(アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ)も日本で活躍しているからね。パンクラスは歴史ある大会で同門のビビ(パンクラス女子ストロー級王者ヴィヴィアニ・アロージョ)も活躍しているので、俺も活躍したい」と、日本で名をあげたいと話した。
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