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【パンクラス】UFC目指す“毒蛇”ベイル「KOを狙う。凄い戦いになるよ」

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2018/10/18(木)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

「出来ればKOかTKOで試合を終わらせたい」とベイル。打撃にはかなり自信がありそうだ

 10月21日(日)東京・新木場のスタジオコーストにて開催の『PANCRASE 300』に出場する、マット・ベイル(27=ニュージーランド)が18日(木)都内で公開練習を行った。

 ベイルはパンクラス・ウェルター級2位の佐藤天(さとう・たかし/28=TRIBE TOKYO M.M.A)と、メインイベントで対戦する。

 ミット打ちでワンツーからのミドル、ローキック、ヒザ蹴りなどを見せたベイルは、続いてタックルでテイクダウンしてからの寝技を披露。側転パスガードも繰り出した。

 ベイルはVIPER(毒蛇)の異名を持ち、戦績は11勝1敗。11勝のうち7勝がKO勝ち、1勝がチョークスリーパーによる一本勝ちで現在5連勝中。柔術は紫帯で、オーストラリアのMMA(総合格闘技)イベント『XFC』で2016年にウェルター級王座となり、4度の防衛に成功。今年3月には同じくオーストラリアのMMAイベント『Hex Fight Series』でも同級王者となった。

「日曜日に向けて準備は万端だ。出来ればKOかTKOで試合を終わらせたい。なぜなら、見ている人にも楽しんでもらえるからね」と、打撃によるフィニッシュを予告するベイル。

側転パスガードも見せた

「元々は12歳でテコンドーを始めて黒帯になった。キックボクシングもプロで3試合しているよ。MMAは2012年に初めて試合をしたんだけれど、最初は大したトレーニングもせずにデビューしたんだ」と言い、「距離をとって試合をするスタイルはテコンドーがベースになっている。蹴りを使いたいのでそのために距離をとる」と、蹴り技を主体としたスタイルで戦う。

 対戦する佐藤については「彼はオーソドックスな戦い方ではないね。サウスポーで距離を取って戦う選手なので、凄くタフな相手だと思っているよ」と強敵と認め、「相手よりも多く動き、相手の動きには反応する。もちろんフィニッシュ出来たらいいのでKOを狙う。凄い戦いになるよ」と、動きの多い激闘になるだろうという。

 そして、「ニュージーランドは人口が少ないのでMMAの大会が少ないんだ。だからオーストラリアへ行って試合をするのが普通。オーストラリアでは無敵になっていたところで今回のパンクラスの話が来た。有名な団体なのでいいステップになると思っているよ。ここ数年はオーストラリアのチャンピオンからUFCを目指してやってきたので、機会を待つのではなくどんどん試合をしていって、パンクラスのタイトルを獲ってUFCから認められるように戦い続けていきたい」と、UFCへステップアップしていきたいと語った。

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●編集部オススメ

・11勝7KOの“毒蛇”がニュージーランドより来襲

・グループ化で年間15大会、選手がそれぞれのルールに挑戦も

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