【ボクシング】メイウェザー「ヌルマゴメドフよ、ボクシングで勝負だ」乱闘騒ぎの批判も
ボクシング史上初の「無敗で5階級制覇」を達成し、昨年8月にはUFC同時二階級制覇のコナー・マクレガー(30=アイルランド)とボクシング・マッチを行なって10R KO勝利。戦績を50戦全勝としたフロイド・メイウェザーJr.(41=アメリカ)。
このメイウェザーが、10月6日(現地時間)の『UFC 229』でマクレガーに一本勝ちしてUFCライト級王座を防衛したハビブ・ヌルマゴメドフ(30=ロシア)と対戦するのではないか、という話題が持ち上がっている。
メイウェザーはマクレガー戦で1億ドル(約110億円)のファイトマネーを稼ぎ、PPV(ペイ・パー・ビュー=有料放送)の歩合などを含めると約300億円を手にしたといわれている。また、その後「UFCから複数試合契約のオファーがあった。10億ドル(約1100億円)でな」とも発言している。
ヌルマゴメドフ戦が実現するとしたら、ボクシング戦になるのか、それとも総合格闘技戦となるのか?
これについてメイウェザーはアメリカの芸能ニュースサイト、TMZの取材に答え、「金を用意しろ。知っての通り俺はフロイド・“マネー”・メイウェザーだ。キャッシュで動く」と自らのニックネームである“マネー”(金の亡者)を強調。
本気か、と問われると「俺たちは戦うぜ。ハビブ側がどう考えてるか知らんが、俺はやる気だ」と即答した。
「ヤツはSNSで俺に挑戦を表明したが、ベガスではやりたがってない。だがベガスは格闘技の聖地だ」と、試合は自らのホームでもあるラスベガスで行うと明言。ヌルマゴメドフがマクレガー戦後に乱闘を起こしたことで、ネバダ州アスレティック・コミッションからファイトマネーの差し押さえを受けたため、ラスベガスでやりたがっていないことを批判する。
「プロはリングの中だけでなく、試合後のリングの外でもプロとして行動しなくてはならない。大乱闘を起こすなんてダメだ」と乱闘事件に釘を刺す。
ヌルマゴメドフとの試合はボクシング・ルールか総合ルールか、との質問には、「どっちがAサイド(格上)だ? ヤツが俺に挑戦してきたんだ。だから俺の世界に来るべきだ」とボクシング・マッチでの対戦だと語った。
「インタビューでハビブは『俺はマクレガーを(パンチで)ダウンさせたが、メイウェザーはダウンさせてない』と言っていた。だからボクシングで勝負してやるぜ」と、ヌルマゴメドフが自分のパンチ力をメイウェザー以上だと自慢していることを逆手に取った。
メイウェザーはマクレガー戦後、総合格闘技の練習もしており、総合での試合に興味があるとも発言、総合格闘技用のグローブを付けた写真をSNSにアップしたりもしていた。
今後、総合参戦もあるのか、と問われると、「俺はフロイド・メイウェザーだ。俺がAサイドだ。俺に挑戦するヤツは俺の世界に来るべきだ。俺ほど金を儲けたファイターはいない。挑戦してくるヤツは俺の世界に来るしかない。俺は9桁(1億ドル=110億円以上)のギャラをもらう」と、当面はあくまでボクシング戦しか念頭にないと語った。
マクレガー戦以上稼ぐつもりか、と聞かれ「イエス! あれより1億ドル以上多くだ。1億1000万~2億ドルが保証されないとな」と、前回以上のビッグマネー・ファイトにすると語った。
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