【UFC】ONE電撃移籍のジョンソンにホワイト代表がエール
10月30日(月)アメリカの総合格闘技団体『UFC』との契約を終了し、新たにシンガポールの『ONE Championship』(以下ONE)と契約を結んだことが発表された元UFCフライ級王者デメトリアス・ジョンソン(32=アメリカ)に対し、デイナ・ホワイトUFC代表がエールを送った。
アメリカのニュースサイト「TMZ」が行ったインタビューの中で、ホワイト代表はジョンソンの功績について聞かれると、「彼(ジョンソン)は最多防衛記録(11回)を樹立した。しかし、彼がこうした実績に見合う愛情と敬意をファンから獲得することができなかったように思う」と、自身の見解を述べた。
そのうえで、「彼がここ(UFC)でいつも心躍らせることができていたのかは分からない。だから、彼が今辿り着いた場所で、より幸せになれることを願っている。彼の長年のトレーナー兼コーチ(マット・ヒューム)は、ONEの役員でもあるからね。上手くいくと思っているよ」と、ジョンソンにエールを送った。
ジョンソンは2012年9月にUFCフライ級王座を獲得。その後も次々と強豪からの挑戦を退け、15年4月に迎えた6度目の防衛戦では、堀口恭司に試合時間残り1秒で腕ひしぎ十字固めを極めて勝利した。
そして、昨年10月の防衛戦でレイ・ボーグに一本勝ちして、団体史上最多となる11度の連続防衛記録を樹立。今年8月に迎えた12度目の防衛戦で、ヘンリー・セフードに僅差の判定負けとなり、ついに王座から陥落した。これがジョンソンのUFCラストマッチとなった。
今回の移籍は、UFCが元UFCフライ級王者ジョンソン、ONEが元ONE世界ウェルター級王者ベン・アスクレン(34=アメリカ)との契約を解除し、それぞれの選手が新たな団体と契約を結ぶという、事実上のトレードとも言えるかたちで行われていた。
Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images
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