【MMA】元UFC王者ジョンソンと元ONE王者アスクレン、トレード移籍成立か
10月29日(日)元UFCフライ級王者デメトリアス・ジョンソン(32=アメリカ)と元ONE世界ウェルター級王者ベン・アスクレン(34=アメリカ)のトレードが合意に達したと、アメリカの大手スポーツメディア「ESPN」などが報じた。
世界最高峰と称されるアメリカのMMA(総合格闘技)団体『UFC』と、アジア最高峰と称されるシンガポールのMMA団体『ONE Championship』(通称ONE)。MMA史上類を見ない、メジャー団体トップ選手の大型トレード実現となりそうだ。
両団体からはまだ正式発表されていないが、トレード報道と同日、ONEのチャトリ・シットヨートンCEOは自身のSNSに、「MMA史上初となるトレードを実現してくれたことに感謝したい」と、両選手・団体、ジョンソンのマネージャーであるマルキ・カワ氏に向けて、感謝のメッセージを投稿。
また、ジョンソンとアスクレンも移籍を示唆するメッセージをSNSに投稿しており、正式発表は近いと見られる。
ジョンソンは2012年9月にUFCフライ級王座を獲得し、団体史上最多となる11度の連続防衛記録を樹立。2015年4月には堀口恭司の挑戦を受け、5R4分59秒、腕十字固めで勝利してUFCで堀口に唯一の黒星を付けた。今年8月に迎えた12度目の防衛戦で王座を失い、以降は試合に出場していない。
一方、アスクレンは2014年8月にONE世界ウェルター級王者となり、昨年11月には3度目の防衛に成功したが、この試合をもって現役生活を退く意向を示していた。ONEと契約を結ぶ前には、UFCと並ぶアメリカのメジャー団体『Bellator MMA』の世界ウェルター級王者としても活躍している。
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