【Krush】特攻野郎vs社会体育の異色対決
12月16日(日)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.96』の記者会見が、11月6日(火)都内にて行われた。
スーパー・ウェルター級戦として、神保克哉(22=K-1ジム目黒TEAM TIGER)vs平塚洋二郎(36=チーム・タイガーホーク/大道塾仙南支部)が決定。
神保は6勝(3KO)3敗1分の同階級ホープで、9月の中国遠征でも勝利している。対する平塚は大道塾・空道で2013年北斗旗全日本重量級王者の実績を持ち、キックボクシングでは10月に初回KO勝ちでJ-NETWORKスーパーウェルター級王者となった。
初参戦の平塚は「神保選手は若くていいですね。自分はけっこういい年なんですけれど。このルールでの経験値は神保選手の方が圧倒的に上なので、挑戦者のつもりで挑ませていただきたいと思います」とあいさつ。
一方、神保は「最近KOが少なくて、1年くらいしてない。なので12月はKOを見せます。平塚選手にKrushの怖さを思い知らせてやります」といきなりの挑発モード。入場コスチュームの特攻服を着てきた理由は「こないだ中国で試合してきたんですけれど、なんか着るなみたいに言われて。もっと世の中に自分のことを知らしめた方がいいのかなと思って、このフォーマルな格好で来ました」と、自分なりのフォーマルでアピールらしい。
また、特攻服には様々な文字が書かれており、その意味を聞くと「生き方っす」と渋く答える。
平塚の所属する大道塾は「社会体育」を標榜しており、神保の発言や格好はその正反対にあるものだが、「プロのリングなので大事です」と平塚は容認。しかし、「私は社会体育をやります。今日も仕事をしてきて、この後も仕事をして帰ります」と自分はプロのリングに上がっても社会体育を貫くと語った。
お互いの印象については、平塚が「神保選手はパンチでどんどん前へ来る。若い時はそういうスタイルで来ていただいた方がいいと思います。私もいろいろな経験をしてきたので、それをさばいて勝つという分かりやすい図式があっていいと思います」と言えば、神保は「全く知らなくて、誰かなと思って。もしよければ、映像あったらK-1ジム目黒に送っていただけたら嬉しいっすね」と平塚に映像を要求した。
また、平塚は試合数を重ねてきて前戦のタイトルマッチで初回KO勝ちしたことについて「大道塾は素手を想定した殴り方をしていて、最近やっとバンテージとグローブを着けて効かせるパンチの打ち方を身に着けてこれました」と、パンチの打ち方を覚えたことが大きいという。それを聞くと神保は「素手の殴り合いが得意みたいなので、自分も得意なので楽しみです」と対抗意識を燃やす。
最後に平塚は「J-NETWORKの王者として、空手家として必ず勝ちます」と必勝を宣言すれば、神保はニヤリと笑って「12月16日は自分がクラッシュするので楽しみにしていて下さい」と改めて平塚を“ぶっ壊す”と宣言した。
●編集部オススメ
・平塚が王座獲得した10・22J-NETWORK全試合結果(試合動画あり)
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