【Krush】10周年記念大会メイン、“ギラギラ”里見柚己が山本真弘に世代交代迫る
11月21日(水)東京・後楽園ホールにて開催される『Krush.95』の前日計量&記者会見が、20日(水)都内にて13:00より行われた。
Krushの満10周年記念となる今大会のメインイベントで対戦する、山本真弘(35=N.F.T.T.)は59.8kg、里見柚己(20=K-1 GYM横浜infinity)はスーパー・フェザー級リミットちょうどの60.0kgで計量をクリアー。
山本は2008年11月のKrush第1回大会から出場し、2009年にはKrush初のトーナメントとなった「Krushライト級グランプリ2009」で優勝。初期のKrushで“最強”の座に就いたわけだが、現在は3連敗を喫しており、今回は生き残りを懸けた戦いとなる。
15歳も若い里見は「メインに選ばれたので、みんなが期待しているKOをしっかりして世代交代したい」と山本をKOして引導を渡すと宣言。「見ているみんながそれを期待しているし、ここで山本選手が勝ってもKrushの未来は明るくならない。ベテランをどんどん倒して新しい選手が出ていかないと、Krushのこの先が暗くなってしまうのでどんどん倒す。そこを見て欲しい」と、新しい時代の扉を自分が開くと言い放った。
それに対して山本は「これから試合へ向けて士気を高めていきたい。山本老けたな、と思われないように動きのあるアクティブな試合をしたいと思います。自分の中では年を取っただけで、僕は10年前とそんなに変わっていない。世代交代も気にしていないですね。勝負の世界なので」と、10年前と変わらない強い自分を見せたいと話す。
10周年記念大会のメインであることには、「メインに選ばれたことは嬉しいし、出場できるのがとても嬉しい。今回、カードが弱いとか言われているけれど、10周年に出られるだけでも凄いと思います。その中のメインなので頑張りたい」と里見がやる気を見せれば、山本は「1回目から出ているので特に思い入れが強い。メインに選んでいただいたので気合いが入っています」と、こちらも気合い十分。
Krushを旗揚げさせた宮田充K-1プロデューサーは「Krushには若い選手がベテランを喰ってきた歴史もあるし、ベテランが踏みとどまってきた歴史もあるのでそれがどっちに転ぶのか。2人には思い切ってメインらしい試合を期待します」と激励。
それを受けて里見は「しっかりKOします。前回の会見の時に山本選手が、最近はギラギラした選手が少ないと言っていましたが、自分とやってからその言葉を言って欲しい。若さなりの殺気とオーラなど全てを山本選手に感じてもらいたい。リング上ではギラついた自分を出せると思っています」と山本に返答。
山本は「思い切り行きます」と受けて立つのではなく、自分から行くと語った。
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