【KNOCK OUT】初参戦の”天才ムエタイ少女”伊藤紗弥、女子エース・小林愛三と「打ち合ってもいい」
12月9日(日)東京・両国国技館で開催される『KING OF KNOCK OUT 2018 両国国技館』に、“天才ムエタイ少女”ことWBCムエタイ&WMC世界女子ミニフライ級王者・伊藤紗弥(19=尚武会)が初参戦。
”KNOCK OUTの女子エース”初代ムエタイオープン女子フライ級王者・小林愛三(22=NEXTLEVEL渋谷)と激突する。
伊藤は4歳でキックボクシングを始め、ほぼ男子を相手に40勝以上、ジュニアタイトル4階級制覇を成し遂げた。あの那須川天心ともジュニア時代に2度対戦している。
16歳での国内プロデビューから13戦目でWPMF女子世界ピン級(45.4kg以下)王座を奪取。1年ほどリングから離れていたが昨年6月に復帰すると、WMC女子世界ミニフライ級王座、WBCムエタイ世界女子ミニフライ級王座を獲得して世界二冠王を達成した。
KNOCK OUT初参戦の伊藤は「キックボクシングの大会でちゃんとヒジ・ヒザありのルールなのがいいですよね。私はほとんどムエタイの試合しかしていませんが、自分に合っている大会だと思いました」とKNOCK OUTルールに適応出来る自信がある。
相手の小林が元WPMF世界ミニフライ級王者・田嶋はると戦った試合を見ていた伊藤は「勢い、根性があるのを感じました。向こうはベルトを持っているので、私は挑戦者の気持ちで自分らしく戦おうと思います」と、気負わず戦うと言う。
「結構前から愛三選手との試合オファーをKNOCK OUTからもらっていたので、意識していた選手だったんです。私は WBC ムエタイの試合が決まっていたので断っていた状況でした」と、以前から意識していたと語る伊藤。
今回の試合は「(小林が)ガツガツ攻めてくるタイプの選手なので、それに対して自分が打ち合うのか、いつも通りムエタイの試合のように蹴っていくべきか戦い方を考えてます。逃げないで打ち合ってもいいかなとも思っています。向こうにとってはホームリングだと思うので、尚更、負けたくない気持ちは強くなっています」と、打ち合いも辞さない構え。
「いつも私はムエタイルールでやってきて下がりながら蹴ったりしても問題ないのですが、今回はキックルールなので下がったらイメージが悪いから前に出る戦い方をします。パンチもポイントになるので、打ち合いの中でヒジ・ヒザを出していきます」と、KNOCK OUTルールの中で勝ちに行くつもりだ。
ファンに向け「私は小林選手のジムの先輩の紅絹選手と引き分け、443選手には勝っていて、小林選手は敵討ちを狙っていると思いますが、私は絶対に負けません。KNOCK OUTは男子選手の試合が多いのですが、女子ならではの蹴り技の華麗さ、迫力を楽しみにして下さい」と初参戦の大舞台で、必ず勝利すると誓った。
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