【DEEP JEWELS】RIZINから帰還の黒部三奈「1Rから飛ばす」
12月1日(土)東京・新宿FACEにて開催される女子総合格闘技イベント『DEEP JEWELS 22』のメインイベント、DEEP JEWELSアトム級タイトルマッチで対戦する王者・黒部三奈(41=マスタージャパン)と挑戦者・前澤智(30=リバーサルジム立川ALPHA)が意気込みを語った。
今回が念願のタイトル初挑戦となる前澤は「前回の試合前は毎週練習させてもらっていました。対戦は今回で3度目になります。スタミナモンスターの異名も直接試合で体感したし、“黒部ヒザ”の餌食にもなりました。印象というか、その事実しかありません。でも、負けてもなお、好きでいさせてくれる、そういう選手です。強くて面白くて黒部さんは持っているものが多いじゃないですか。だからベルトはください」と、黒部を褒めつつもベルトだけは奪い取りたいと話す。
両者は2013年5月と2016年8月の2度対戦しており、1度目は黒部が1Rでチョークスリーパーを極めて一本勝ち、2度目も黒部が判定勝ちしている。
しかし前澤は「タイトルマッチは、この世の中の人間で経験できる人は多くないと思うので、挑戦できることを光栄に思います。でも私はベルトを獲らないと、格闘家として生きる上で意味が無いと思っているので、私の“生きている”という存在価値を証明するためにも絶対勝ちます。三度目の正直を叶えて、黒部さんには婚活に専念してもらいます」と、三度目の正直を実現させるという。
今後に関しては「RIZIN出て、JEWELS防衛して、海外で試合したいです。もしミクロ級がこの先続くなら2階級制覇するのも面白いかな、DEEPにはしなし(さとこ)さんいらっしゃるな、といろいろ妄想しています。でも減量イヤですね、食べるのも好きなので。好きなものを食べたり、旅行に行ったりもしたい。夢見てた将来に今いて、夢というか叶えてきた。とりあえず、親より長生きして、やりきった!と思いながら死にたいです」と、欲張りな一面を見せた。
迎え撃つ黒部は2012年12月に35歳でプロデビュー。チョークスリーパーを得意としており、2017年2月にスギロックを破ってDEEP JEWELSアトム級王座に就いた。今年3月にはDEEP JEWELS王座の初防衛に成功。9月には“日本最強のアラフォー女子”として『RIZIN』に参戦し、世界で活躍する浜崎朱加と女王対決を行ったが、浜崎の猛攻の前に1R4分45秒、アームロックで敗れた。今回は2度目の防衛戦にして再起戦となる。
黒部は前澤の印象を「スヌーピー好き、策士」と評し、「1ラウンド目から飛ばします!」と初回から勝負に行くと宣言。そして今後の目標は「アトム級世界一と素敵なパートナーを見つける」と、世界一の座とアピールし続けている彼氏作りを目指すと話した。
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