【DEEP JEWELS】長野美香「今回は前に出たい。スタートダッシュで行く」＝計量

2018/11/30（金）UP
（最終更新：2018/12/01 13:38）

　12月1日（土）東京・新宿FACEにて開催される女子総合格闘技イベント『DEEP JEWELS 22』の前日計量が、11月30日（金）都内にて13：00より行われた。

　第5試合で対戦する、長野美香（34＝CORE王子豊島）は52.65kg、ターニャ・ホフマン（34＝ドイツ）は50.85kgでストロー級リミットの52.2kg（+450グラムまでは認められる）をクリアー。

　ドイツのMMAイベント『RESPECT FC』と『SHOOTO KINGS』の2冠王者で、日本人選手2人から勝利を奪っているホフマンを迎え撃つ長野は「計量をパスしてホッとしていますが、相手を見るとすでに緊張でバクバクしいます（笑）。相手の試合映像は見ました。対策としては、組んだ時のヒザ蹴りに注意しながらいきたい。あとはタックルのタイミングを見計らっていければと思います」と、ホフマンを評した。

　外国人選手と対戦するのは約2年前のモンゴル遠征以来。「日本人選手とはやはり違う気がしますね。正直、苦手意識はあります」と弱気なところを見せる長野だが、今回はテーマを持って試合に臨むという。それは「自分から前へ出ること」だ。

「打撃で後ろに下がらず、自分からも打撃で行けたらな、と。自分を閉じ込めずに自分から行きたいです。今回は前に行きたい。前回の試合は様子をうかがいながらでしたが、スタートダッシュで行きたいです。思い切って行くのがテーマですね。リングに上がるとどうなるか分からないですけれど」

　それでも最後には、得意のクロスアームレインボー（七種類の入り方がある腕十字）を極めたいかとの質問には「はい、極めます」ときっぱりと答えた。

「子供が大きくなって幼稚園に行くようになったので、昼間は練習が出来るようになったんです。これなら試合に出られると思って完全復帰しました。練習量が増えたのでこれからも定期的に試合に出たいと思います」と、一児の母ながらもやる気十分の長野。

「大みそかに出たい気持ちもあります。でも、まだ自信がない。石岡（沙織）さん、（杉山）しずかさんが頑張っているので私も出たい気持ちはあります」と、今回の勝利がRIZINへのアピールになれば、と語った。

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