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【RIZIN】宮田和幸「引退は体力の限界ではない」

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2018/12/02(日)UP

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

するどい眼光でファイティングポーズをとる宮田

 12月31日(月)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.14』の追加対戦カードが、11月29日(木)都内にて行われた記者会見で発表された。

「宮田和幸引退試合&山本“KID”徳郁メモリアルマッチ」として対戦が決定している、山本アーセン(22=KRAZY BEE)vs宮田和幸(42=BRAVE)。

 宮田は10歳からレスリングを始め、シドニー五輪にはレスリング・フリースタイル63kg級日本代表として出場。2004年にMMA(総合格闘技)転向し、HEROS,DREAMのリングを主戦場に活躍。RIZINには2015年末に初参戦し、日菜太とMIXルールで対戦したが、1RのキックルールでKO負け。2016年末に2度目の参戦を果たし、アンディ・サワーから腕十字で一本勝ちを収めた。しかし、今年9月に行われた『RIZIN.13』のリングで引退を表明した。

 アーセンは、生まれながらの格闘一族・山本家の最終兵器と呼ばれ、山本“KID”徳郁の甥。4歳よりレスリングを始め、2015年にMMAルールでRIZINに電撃参戦し、デビュー戦でいきなり強豪のクロン・グレイシー(ヒクソン・グレイシーの息子)と対戦。惜しくも敗れはしたものの抜群の格闘センスを発揮し注目を集める。その後は連敗を喫し、今回が約1年ぶりの試合となる。

 宮田は2006年5月にKIDと対戦し、試合開始直後の飛びヒザ蹴りで1R“4秒”でKO負けという屈辱を味わった。そのKIDの甥であるアーセンは今年他界したKIDの想いを胸に参戦する。

 アーセンは会見を欠席したが、「宮田選手の引退試合の対戦相手に選んでいただき本当に光栄に思っています。やっぱり宮田先輩は大先輩なので、胸を借りるつもりで勝ちに行きますので宜しくお願いします」と宮田に敬意を表しつつ勝ちに自信を覗かせるメッセージを寄せた。

 一方、会見に出席した宮田は「対戦相手が山本アーセンということで、KIDとは試合をしたこともあるし、中学の時から戦友で一緒にレスリングをやってきて、縁があるのかなと思う。自分は弱くなったとか体力の限界で引退するのではなく、BRAVEの若手が育っていて5人チャンピオンになっているので、彼らのサポートをしたいからです。大みそかはいい試合をしたいと思います」と引退の理由を語り、健闘を誓った。

宮田和幸(左)は山本KIDの甥・山本アーセン(右)と大晦日で激突する

 KIDと宮田の試合動画はYouTubeで236万回の再生回数を誇っており、現在も語り継がれている。時代が流れ、アーセンと宮田が大みそかRIZINのリングで激突する。

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●編集部オススメ

・宮田和幸引退試合の相手は因縁の山本“KID”徳郁の甥・山本アーセン

・宮田和幸が大みそかに引退試合

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