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【イノベーション】那須川天心とも戦った浜本“キャット”雄大が、賞金マッチに出場「父の手術費用に」

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2018/12/12(水)UP

グローブ無し、頭突きも認められるラウェイで活躍する浜本が参戦

 12月16日(日)岡山武道館にてJapan Kickboxing Innovation認定『第5回岡山ジム主催興行』が開催される。
このイベントでイノベーションを始め、NKB、SBなど各団体の王者クラス8選手によるワンデー賞金トーナメント「岡山キックボクシング59kg賞金トーナメント」が行われ豪華メンバーが揃う。

 INNOVATIONフェザー級王者・浅川大立(ダイケンスリーツリー)、NKBフェザー級王者・高橋聖人(NKB・真門ジム)などキック王者5名に、シュートボクシング日本スーパーフェザー級王者・深田一樹(ファントム道場)元プロボクシングWBA世界スーパーフライ級王者テープ(タイ※ボクシング時の名はテーパリット)“異種格闘技”の元王者・現王者も参戦する。

大みそかのRIZINでは那須川のヒザ蹴りでKO負けを喫した

 このトーナメントに参戦する、昨年大みそかのRIZINで那須川天心と戦ったILFJ認定ラウェイ王者・浜本“キャット”雄大(28=クロスポイント大泉)。

 浜本は那須川の飛びヒザ蹴りで壮絶KO負けを喫したが、今年8月には“地上で最も過激な格闘技”と呼ばれる「ラウェイ」の国際大会に出場し70戦無敗の18歳のイェ・スィニ(ミャンマー)と対決。最終ラウンド残り1分でのドクターストップによりTKO負けしたものの、最終ラウンドまで激闘した。

バンテージのみの強烈な左ボディでKO勝ちした浜本

 今回のトーナメントの組み合わせは公開計量時に抽選で行われるが、戦いたい相手として「テープ選手はむちゃくちゃ弱くても強くても戦いたいですね。亀田大毅選手に勝っていて世界を知っている拳です。異種格闘技戦みたいな試合になるので首を獲りたいです」と、ボクシング元WBA王者テープの名を挙げた。

 メンバーの中で「(自分の)パンチ力は一番か二番じゃないかなと。あと出入りが速いことも負けません。みんなムエタイファイターなので僕が異色なスタイルだと思います」と、ラウェイ戦で培ってきた強打やスタイルに自信を持つ。

 優勝賞金は地方興行大会では破格の50万円だが、使い道は「所属ジムのクロスポイント大泉に寄付したり、父が病気なので手術費用にも使いたいと思います」と自分以外のために使うと言う。「これからどんどん僕はステップアップしていきます。“あの時浜本の試合を観ていた”と自慢出来るような試合をしたい」と意気込んだ。

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