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【UFC】ジョン・ジョーンズ復帰戦に高阪剛が期待すること

2018/12/25(火)UP

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2013年9月『UFC165』で対戦したアレクサンダー・グスタフソン(左)、ジョン・ジョーンズ(右)(C)GettyImages

 12月29日(土・現地時間)アメリカ・カリフォルニア州イングルウッド・ザ・フォーラムで開催される『UFC 232: Jones vs. Gustafsson 2』の見どころを、WOWOWのUFC中継で解説を務める高阪剛が語った。

 今大会では、かつてUFC世界ライトヘビー級王者として最強の名をほしいままにした、ジョン・ジョーンズ(31=アメリカ)が1年5カ月ぶりに復帰。宿敵アレクサンダー・グスタフソン(31=スウェーデン)とのUFC世界ライトヘビー級王座決定戦が行われる。

 高阪は「ジョーンズの今の状態がどうなのか。肉体面だけでなく精神面も含めての状態が、大きなポイントでしょう。試合間隔が空いたことにより、気持ちの面でリフレッシュして、『もう一度、 UFCでしっかりとやっていくんだ』という、気持ちを新たにしてくれてると思うんですけどね。実際、 UFCのタイトルマッチを受けるということは、相当な覚悟がないとできないことなので。 両者にとって最強の相手との対戦になるので、そういうことも含めて、お互いにいい状態で試合をしてくれることを期待しています」と、ジョーンズのコンディション次第だという。

現在UFCで最強と目されているダニエル・コーミエをパウンドでKOしているジョーンズ

 2013年9月『UFC 165』での初対戦では、グスタフソンがジョーンズをかなり追い詰めて、 UFC年間最高試合に選ばれる大激闘となった。しかし高阪は「前回、逆転の判定負けを喫してしまったというのは、2R以降、ジョーンズが常にスタンドでプレッシャーをかけ続けたんですよ。そのプレッシャーの中で動き続けたから、グスタフソンは後半失速してしまったんだと思うんですよね」と指摘する。

「なぜ削られてしまうかと言えば、ジョーンズは“何をしてくるか分からない”ということが、絶対にあると思うんですよ。ひとつのカギとなったのがヒジ打ちなんですけど、ジョーンズはエルボーだけで、いろんな打ち方があるんですよね。タックルのフェイントからアッパーのようにヒジを入れたり、スピニングバックエルボーだったり、また組みにいって離れ際にヒジを入れたりとか。ああいうのをいちいち反応して、気をつけながら試合をすると、相手はどんどん疲れていくんです。

 またジョーンズというのは、相手を撹乱する動きを続けながら、決め技もたくさん持ってるんですよ。スタンドのKOもあれば、寝技での一本勝ちやパウンドアウト(パウンドでKOすること)もあるし。スタンドのまま、彼にしか出来ないようなフロントチョークで極めて勝つこともできる。あらゆる局面で試合を決めることが出来るので、これもまた、相手にとってはスタミナを奪われる要因になるんですよね」と、高阪はジョーンズの強さを分析。

打撃を得意としているグスタフソン(左)

 グスタフソンがそのジョーンズに勝つためには「今回も軸をずらしながら打撃を当てて、ジョーンズを追い込むことは出来ると思うんですよ。あとは、その動きをいかにラウンドの後半までやり続けることができるか。グスタフソンの試合を見ていると、攻撃しているときはいいんですけど、ディフェンスとか、相手の攻撃を裁く動きが続くと失速してしまい、リカバリーがうまく出来てないことが見受けられたんですね。だから、攻守のバランスをどこまで整えられるかもポイントになりますね」と、ディフェンスがポイントになるとあげた。

 そして「ジョーンズという選手は、のちに総合格闘技のスタンダードになるような動きを、これまでいくつも提供してきたので評価も高い。『総合でこういう戦い方も出来るのか』というものを、数多く見せてきましたから。 今度のジョーンズvsグスタフソンは、ファンだけでなく、プロのファイターも注目していると思いますよ。まだ見ぬ、最新鋭の総合格闘技が観られるんじゃないかって、僕自身も期待しています」と、大いに期待を寄せた。

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