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【Krush】K-Jee「ベルトを獲ってK-1のベルトまで駆け上がる」

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2018/12/26(水)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

K-Jee(左)工藤(右)

 2019年1月26日(土)開催の『Krush.97』および2月16日(土)開催の『Krush.98』(両方とも東京・後楽園ホール)で行われる「初代クルーザー級王座決定トーナメント1回戦」の記者会見が都内にて行われた。

 Krush実行委員会は、新たなタイトルとしてクルーザー級(-90kg以下)王座を新設。初代王座は8選手によるトーナメントで決定される。試合は、2019年1月・2月大会で1回戦4試合、準決勝を5月大会、決勝を7月大会で行う予定で、会見にはトーナメントに出場が決定している8選手が出席し、意気込みを語った。

 1月大会ではK-Jee(27=K-1ジムFUKUOKA)と工藤勇樹(34=エスジム)、杉本仁(27=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と俊雄(29=PAL-GYM)が激突する。

 K-Jeeは、K-1初代クルーザー級王者決定トーナメントに出場し3位という実績を残した、トーナメントの本命と呼び声高い。対する工藤は、トーナメント出場選手で最年長の34歳で、重量級ながらパワーや勢いではなく、テクニックを駆使して戦う“曲者”である。

 工藤は「クルーザー級のチャンピオンを決めるということで、相応しい選手が揃った。ここで結果を出してK-1につなげたいので一回戦で勝てるように頑張ります。(K-Jeeは)K-1にも出て有名な選手だと思うので、勝ったらオイシイ。K-Jee選手が突っ込んできたところをいなして、カウンターを合わせて勝とうと思います」と攻略に自信を覗かせた。

 対するK-Jeeは、「Krushにクルーザー級のベルトが出来て、盛り上げるチャンスができたと思います。(工藤は)右構えも左構えも出来て変則な選手だが、嫌倒れでKO負けしているので、気持ちが弱い選手だと思います。なんでも倒せる。このベルトは獲って当然だと思っているので、Krushのベルトを獲ってK-1のベルトまで駆け上がります」ときっぱりと語った。

杉本(左)俊雄(右)

 もう一つの一回戦に出場する杉本も初代K-1クルーザー級王座決定トーナメントで3位に輝き優勝の期待がかかる。対戦相手の俊雄はここまでKrushでは勝ち星なしだが、ブレイクに燃える。

 杉本は「9月のK-1のトーナメントではベルトを巻けなかったので、その経験を生かして、まずは一回戦を勝ちたいと思います。(俊雄は)サウスポーで左の蹴りが綺麗で上手く戦う印象があります。でもKOで勝って、優勝候補になりたいと思います」とKO宣言。

 対する俊雄は「Krushではいい結果を残せてないんですけど、チャンスをいただいてありがとうございます。実はこのトーナメントのオファーがあった日に弟が交通事故で亡くなりました。その時の思いも込めて、全身全霊をトーナメントにぶつけたいと思います」とこのトーナメントに賭ける思いは強い。

 2月大会では愛鷹亮(29=力道場静岡)とRUI(27=K-1ジム蒲田チームキングス)、OD・KEN(27=ReBORN経堂)と植村真弥(30=WSRフェアテックス幕張)の対戦が決定している。

愛鷹(右)RUI(左)

 愛鷹は現Bigbangヘビー級王者で、K-1・Krushでも活躍してきた。今回は階級を下げての戦いとなる。対するRUIは、11月のK-1で加藤久輝(35=ALIVE)に敗れて今回が再起戦。

 愛鷹は「自分はずっとヘビー級で試合をしていて、前回の試合後に『ヘビー級にこだわって戦う』と言ったが、初代クルーザー級王座決定トーナメントを見て、すごく盛り上がっていて、蚊帳の外の自分が悔しかった。オファーを受けて自分もやるべきだと思いました。クルーザー級にもヘビー級のパワーと感動をそのまま持っていきたいと思います」とヘビー級の力を見せると言い放った。

 対戦相手のRUIは「トーナメントに出場することができてうれしいです。11月のK-1で加藤選手と対戦して1Rで倒され、悔しい想いをしました。愛鷹選手は、男気のあるファイターだなと思います。何度か会場で試合を見て、面白い試合をする選手だと思ったし、やってみたいと思っていました。殴り勝つというのは厳しいけど、愛鷹選手に付き合わずに蹴り勝ちたいと思います」と再起戦に向けて意欲十分だ。 

OD・KEN(左)植村(右)

 もう一つの一回戦では、9月のK-1でシナ・カリミアン(初代K-1 WORLD GPクルーザー級王者)に善戦した “お客様第一”OD・KENと11月のKrush後楽園大会で俊雄に勝利した植村が対戦する。

 OD・KENは「K-1では“お客様第一”で売ってもらって、試合中に打ち合っている時に実況の人に『OD・KENタイム!』と叫んでもらったのに一瞬で終わってしまった、次はもっとOD・KENタイムを見せることが目標です。俊雄選手の試合は会場が盛り上がる打ち合いをしていたと思います。僕もガツガツ打ち合います」と自分らしい試合を見せると宣言。

 対する植村は「前回の試合でダメな部分が見えたんで、そこを修正して今大会にぶつけたらいい結果が出せると思います。(OD・KENは)会見前に挨拶したら、すごく良い人でした(笑)。僕は作戦とか立てないんで出たとこ勝負でやっていきたいと思います」と勝利に自信を覗かせた。

 激闘必須のトーナメントを勝ち抜き、初代王座に就くのは果たして誰か。

 

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