【ボクシング】拳四朗「パンチもらわずKO」、フアレス「最後のチャンス、絶対獲る」
12月30日(日)に大田区体育館で開催されるトリプル世界戦で5度目の防衛戦に臨むWBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(26=B.M.B)と、挑戦者で同級7位のサウル・フアレス(28=メキシコ)が都内で記者会見に出席した。
14戦全勝(8KO)の王者・拳四朗は前回、元IBF王者ミラン・メリンド(フィリピン)に7R TKO勝ちし、現在3連続KOと波に乗っている。
「2年連続で年末のリングに立てるのはとても嬉しい。多くの人に自分のことを知ってもらえる機会だ」と、拳四朗は注目度の高い年末マッチ出場の喜びを表し「(相手のパンチを)もらわずに当てる試合をし、それをやり通してKOで勝つ!」と、無傷でKO宣言。
「来年もビッグマッチをどんどんやりたい。そのためにもKOで勝って、次につなげたい」と野望を燃やす。
相手のフアレスは24勝(13KO)8敗2分で黒星も多いが、2016年8月にはWBC世界ミニマム級王座に挑戦経験もあり、今回の王座再挑戦に人生を賭けている。
「今回の試合は夢の夢。父の夢、兄の夢を背負い、メキシコを背負って戦う。そして必ずベルトをメキシコに持ち帰る」と不退転の決意を語り、「拳四朗は今まで、打たれずに打つと言ってきたが、今回だけは俺に打たれることになる」と豪語する。
身長は10㎝以上フアレスの方が拳四朗より低いが、「俺より23㎝背の高い相手を10RでKOしたこともある。その相手と比べれば、大した身長差じゃない」と体格差の違いを一笑に付した。
「今回は2度目の世界戦。前回から2年半かけてここまでたどり着いた。これが最後のチャンスだと思うから絶対に獲る」と必勝を誓った。
しかし、拳四郎は自分より小さな相手に有効な、ガードを下げた状態で下から出すフリッカージャブを得意としており、フアレスがそのジャブをかわし切れるかも注目される。
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