【RIZIN】欠場決定のRENA、「プロ失格」と涙していた
12月31日(月)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.14』の試合開始前に榊原信行RIZIN実行委員長の記者会見が行われ、同大会の第1試合に出場が決まっていたシュートボクシング世界女子フライ級王者RENA(シーザージム)の欠場が発表された。
RENAは昨日、計量ヘ向けての最終体重調整中に過度の貧血、脱水症状を起こし、計量時間に間に合わず失格となったことが発表された。その後、RENAの回復を待って契約体重で試合を行う可能性があるとされていたが、正式に第1試合は中止となった。
榊原信行RIZIN実行委員長は「彼女自身は出たい、キャッチウェイトで試合が出来ないかと考えていました。そのため、フランスの島に住んでいて、子供を残して24時間かけて日本へわざわざ来て契約体重を作ってきたサマンサに意思を確認して、RENAがやるなら待つということで待って今日に至りました。彼女は最後までやるという意思を持っていましたが、主催者として試合がやれる状況ではないと確認しました」と経緯を説明。
現在、RENAは退院して肉体的リカバリーをしているが、頭痛が治まらない状態だとのこと。
榊原実行委員長がRENAと話したところ「本人がプロとして失格だと認めています。彼女の置かれているポジションでやってはいけないことをやってしまったという感じです。女性の肉体的なことも含めてしょうがない部分はありますが、それを言いだしたらやっていけない。本人と話した時には泣いていました。犯したことの大きさ、悔しさ、申し訳なさ、いろいろいろな感情が沸いていたと思います」と、自分を責めていたという。
対戦相手に謝罪をするため会場を訪れる予定だが、ファンの前に出られる状態ではないとのこと。
計量失格のペナルティに関しては「契約に則りますが、何かしらの制裁を加えるようなことではないと思う。主催者として彼女に何か罰則を与えることはないです」とした。
また、「サマンサには申し訳ない気持ちが強いので、出来れば4月の大会に出場の機会を与えたい」と榊原実行委員長は語った。
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