【RIZIN】ギャビ・ガルシア「女子ヘビー級のベルトが欲しい」
12月31日(月)さいたまスーパーアリーナにて開催された『RIZIN.14』で、バーバラ・ネポムセーノ(28=ブラジル)を1R2分35秒、アームロックで下したギャビ・ガルシア(33=ブラジル)が試合を振り返った。
ギャビは2017年12月29日に予定されていた、神取忍戦の前日計量で12・7kgもオーバー。試合は中止となり、日本での試合は同年7月以来、約1年半ぶりだった。
「チームで彼女の戦い方を今日のために研究していました。彼女と私では身長差があるのでそれを有利に使いたかったというのと、彼女は右クロスが得意技だったので特に注意していました。私が得意なのは右のパンチなのでそれを喰らわせてやりたいと思っていて、最初のコンタクトでそれを出せたのがよかったと思っています。最終的に柔術技で締めくくれたのもよかった。本当はKO勝ちしたかったけれども、相手は私のパワーを感じたと思っています」と、試合の出来に満足したと笑顔を浮かべる。
新しいコーチの元で学び、「全ての展開で良い結果が残せて幸せな一夜になりました」と言い、「皆さんの前に座っている新生ギャビはなかなか手強いと思いますし、簡単には倒せない」と言い放つ。
2017年はブーイングを浴びることもあったが、「私は子供のころからPRIDEを見て育った世代です。私には無理だろうなと思ったことが何回かありました。だからさいたまスーパーアリーナで戦えるのは大きな夢を叶えたと同時に、いまだに鳥肌が立ちます。それくらいスペシャルな場所です。昨年は個人的にいろいろなトラブルがあったので今年こそは、との想いがあり、とにかく日本で戦って勝利で締めくくりたいと願っていました。
私はブラジル人ですが魂は日本人の魂だと思っています。さいたまで戦う経験はファイターなら誰でも夢見ること。あの花道を歩き、日本のファンの声援を受けることは言葉にならない気持ちになります。ここはファイターがスーパースターになれる場所。そして日本のファンはファイターをリスペクトしてくれます。今夜は私の人生にとって最高の日だったと思っています」と、日本のリングへの特別な想いを語った。
今後に関しては「RIZINはいろいろなチャンスを与えてくれました。他団体からファイト以外の仕事のオファーも受けたんですが、日本でベストなパフォーマンスが出せるようにしていきたい」とRIZINを主戦場にしていきたいとし、「私が一番望んでいるのは女子ヘビー級のチャンピオンベルト。そのための試合をセッティングしてくれることを望んでいます」とタイトルを作って欲しいと望んだ。
また、試合後に乱入した女子プロレスラーの神取忍とは2度対戦が流れており、「神取選手に関しては、アスリートとしてはリスペクトしています。前回は確かに対戦が流れて神取選手がフラストレーションを抱えていることは分かります。私は対戦相手を選ばない。やれと言われれば誰とでもやります。神取選手とやるのは私は問題ないですが、私とやるならそれ相応の覚悟が必要です。私とやりたいという人はたくさんいますが、いざ本番になると尻尾を巻いて逃げる人がたくさんいます。私はいつどこでも誰とでもやります」と、本気でやるつもりがあるなら対戦を受けると話した。
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