【K-1】皇治が復帰戦、武尊に「まだ降参していない。もう1回やって引きずり降ろしてやる」
3月10日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される年に一度のビッグマッチ『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~K’FESTA.2』の記者会見が、1月18日(金)都内にて行われた。
今大会の目玉のひとつ「日本vs世界・7対7」の最終カードとして、皇治(29=TEAM ONE)vsヤン・サイコ(23=ドイツ)のスーパーフェザー級戦が決定。
皇治はISKA世界ライト級王座を獲得するなど関西を中心に活躍してきたが、2016年4月からK-1に参戦。歯に衣着せぬ発言や記者会見での一触即発の乱闘騒ぎを起こして“やりすぎ皇治”ぶりを発揮しているが、ファンからの大きな支持を得ている。
2018年12月のK-1大阪大会では武尊が保持するK-1スーパー・フェザー級王座に挑戦し、2度のダウンを奪われて敗れるも大激闘を展開して最後まで戦い抜き、その戦いぶりから評価が下がることはなかった。
皇治は「ホンマは出る気は全然なくて断ったんですよ。去年働いたんだからゆっくりさせてくれ、と。タケポン(武尊)にあれだけド突かれたからママが心配している」と、当初は出場する気がなかったという。
「でも、勘違い野郎と言われた俺が今はK-1の中心にいるんだから、何も不可能はなかった。こうやってベラベラ喋っていられるのはファンのおかげやから。そのファンがさいたまで見たいと言ってくれるから、じゃあ、出ようかなと。あとはプロデューサーがタクボン(中村拓己K-1プロデューサー)になってK-1の人気が下がったらかわいそうだと思って、タクボンのために出ようと決めました」と出場を決めた理由を話した。
対戦相手のサイコはISKAの世界・欧州・ドイツの各スーパー・フェザー級王座に就き、戦績は23勝(6KO)6敗1分。荒々しいパンチ主体のファイトスタイルで、回転系の蹴り技も使うという。そのサイコからは「俺が対戦相手である以上、皇治に勝ち目はない。皇治は前に出ることしか出来ないファイターだから、俺が試合でレッスンしてやる。俺がどんなファイターかを日本のファンに見せつけるつもりだ」との挑発的なメッセージが読み上げられた。
しかし、皇治は「俺とやりたくて騒いでいるヤツ大勢おるけれど、俺とやれるだけ感謝しろ。名前も知らない。何の印象もない。映像もまだ見ていない」と、全く相手にしなかった。
続けて「武尊君ともやって男やから負けたことは悔しいけれど、目標にして来たことは武尊君から全てを奪い取ることやったから、これからやることがあるかなと考えた。それでモチベーションが上がる相手がいなかったから休憩しようと思っていたら、ずっとお世話になっている大宮司さん(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ代表)が『対戦相手どうこうじゃない。お前は格闘技界を背負っているんだろう。それをモチベーションとして盛り上げていかないといけない』と。
さすがいいこと言うな、俺はやってやろうと思った。次からは珍しく倒してやるかな、と。今まではKOしようとは考えなかったけれど、次は倒してやりますよ。俺は倒せないとアンチどもが騒いでいるから、そいつらをそろそろ黙らせておかないと、と思って。今年は倒していくよ」と、KOを狙った戦い方をしていくと宣言した。
さらには「男だからタケポンに負けたままで終わるわけにはいかない。まだ降参はしていない。第1回の戦争は終わったが、今年もう1回やって引きずり降ろしてやろうと思っている」と、打倒・武尊を諦めてはいないと語った。
<決定対戦カード>
▼スーパーファイト K-1フェザー級 3分3R延長1R
皇治(TEAM ONE/ISKA世界ライト級王座)
vs
ヤン・サイコ(23=ドイツ/ISKAドイツ・欧州・世界スーパー・フェザー級王者)
●編集部オススメ
・武尊が大激闘で2度のダウンを奪い皇治を撃破、ファンの声に「必ず実現させる」
・武尊vs皇治、公開調印式で一触即発「殴ってみるか?」(皇治)「叩き潰す」(武尊)
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】