【RISE】決勝での那須川天心戦なるか、志朗「1回戦はしっかりKOで勝つ」
3月10日(日)東京・大田区総合体育館で開幕する、優勝賞金1000万円のRISE世界トーナメント『RISE WORLD SERIES 2019』の-58kg世界トーナメントの組み合わせが発表された。
RISE世界フェザー級王者・那須川天心(20=TARGET/Cygames)とともに日本から出場する、ISKAムエタイ世界バンタム級王者・志朗(25=BeWELLキックボクシングジム)はBブロック1回戦で初来日のWAK-1F K-1ルール世界王者ウラジスラフ・ミキータス(23=ウクライナ)と対戦。
志朗は「出るからには優勝しますが、まずは前回KO出来なかったので3月はしっかりKOで勝ちます」と、1回戦をKOで突破宣言。主にタイで試合と練習を積んできた志朗は2018年11月にRISEに初参戦すると、RISEフェザー級王者・工藤政英に判定勝ち。今年1月にはタイで2019年初勝利をあげている。
ミキータスは165cmの志朗を11cmも上回る長身で、18勝(5KO)3敗の戦績。伊藤隆RISE代表は「ミキータスは“北欧の天心”と呼ばれている、北欧の軽量級で活躍している選手。長いリーチから出てくるパンチとヒザ蹴りは脅威。この試合に全てを懸けて来ます」と紹介した。
志朗は「手足が長くて戦いづらい印象がある」としながらも、「RISEルールは首相撲とヒジ打ちが無しなので、自分は1回経験しているので自分の方が有利。得意のボディブローとローキックが当たれば倒れると思っています」と、RISEでの試合経験がある自分の方が有利だと語る。
また、トーナメントで誰と戦いたいかとの質問には「世界トップが集まったので誰とでも戦いたい。特にスアキム、天心君とは戦いたい」と、那須川とルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者スアキム・PKセンチャイムエタイジム(25=タイ)の名をあげた。
ミキータスは「日本は世界で有名なキックの盛んな国であり、私を含めて全ての選手は日本のリングで戦うことを夢見ています。また、日本のファンが世界で最高のファンであるとも聞いているので、私は美しく壮観な戦いで日本のファンの方々に喜んでもらい、このトーナメントで優勝します」とのコメントを寄せている。
Aブロック1回戦ではルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者スアキム・PKセンチャイムエタイジム(25=タイ)がタリソン・ゴメス・フェレイラ(23=ブラジル)と対戦。
スアキムはムエタイ二大殿堂の一つ、ルンピニースタジアムでスーパーバンタム級とスーパーフェザー級の二階級で王座に就いた超一流のムエタイ選手。スーパーフェザー級王座は現在も保持している。2018年2月の『KNOCK OUT』では5Rに渡る熱戦の末、那須川天心に判定負けした。11月にRISE初参戦を果たし、那須川と戦ったイグナシオ・カプロンチに大差の判定勝ち。「絶対に優勝します」と優勝宣言している。
対するフェレイラは『RIZIN』がトーナメントに推薦した選手で、ヴァンダレイ・シウバらを輩出したブラジルの名門シュートボクセ・アカデミー所属。昨年ブラジルで開催された『SAIKYO GP』で爆発力がある攻撃を武器に優勝。伊藤隆RISE代表によれば「粗いがバネがあって非常に攻撃的な選手」だという。
フェレイラは「俺はRISE WORLD SERIESのチャンピオンになる男だ。日本で試合をするという長年の夢が叶った。俺はこの機会を絶対に逃さない。日本で歴史を作って第二の故郷にするつもりだ。対戦相手は歴戦の勇者で尊敬に値するが俺は怯まない。俺の前に立ちはだかるヤツは誰だろうとぶっ飛ばすだけだ。俺にはその覚悟と自信がある」と、自信満々のコメントを送り付けた。
また、Bブロック1回戦でラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級王者ルンキット・モーベストカマラー(18=タイ)と対戦するDUELライト級王者フレッド“The Joker”コルデイロ(23=ポルトガル)からは「天心とは3年前に戦って負けているから、リベンジしたいね。あの時より私は確実に強くなっている。それを日本で証明するよ」とのコメントが読み上げられた。
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