【KNOCK OUT】“なりきり格闘家”北斗拳太郎と戦う緑川創「全くケンシロウっぽくない」
2月11日(月・祝)東京・大田区総合体育館にて開催される『KNOCK OUT 2019 WINTER 「THE ANSWER IS IN THE RING」』。
新日本キックボクシング協会の元日本ウェルター級王者・緑川創(32=新日本キック・藤本ジム)は、シュートボクシング日本スーパーウェルター級王者・北斗拳太郎(28=ボスジム)と対戦する。
相手の北斗は人気漫画『北斗の拳』の主人公ケンシロウになりきる“なりきり格闘家”として知られ、リング上だけでなく記者会見や試合後の控え室でのインタビューでも徹底してキャラを貫く個性派だ。
緑川は北斗の印象を「おかっぱ頭ということぐらいしか…」と、あまりよく知らなかったようだ。「試合が決まってから彼の試合映像を見たのですが、ちょっと背が高いと思ったぐらいで怖さはないですね。試合では意外と慎重派で全くケンシロウっぽくはないなと。普通にやれば問題ない相手です」と、恐れるに足らずとした。
北斗の身長は182cm、緑川は171cmと身長差は11cmもあるが「僕はこの階級では小さい方で、先輩の松本(哉朗・日本ヘビー級王者)さんとか背の高い人としか練習していないので背が高いからやりにくいとかは全くないです。背が低い方が中に入って戦いやすいですし、背が高い選手は中に入られるとやりにくいですからね」と、身長差はとくに気にせずむしろ有利とした。
北斗のキャラについては「格闘技のことを知らない友人に対戦相手の名前を教えたら、みんな『何、その名前? 面白そう』と言います。そういうキャラクター設定はいいとは思いますが、僕はああいう色物ファイターが好きじゃないですね」とバッサリ。
しかし、もし負けるようなことがあれば、格闘技を知らない人からは”ケンシロウの物まねをする人”に負けたと思われてしまう。
緑川は「そうなんですよ! 友達からは『絶対に負けられないね』と言われていて、負けたら何を言われるのかわからないので本当に負けられませんし、あのレベルを圧倒しないといけません。一方的に攻撃して倒すことをイメージしてます」と、友人たちとの面子のためにもKOして勝利すると語った。
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