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【ベラトール】好調ハリトーノフ、ミトリオン戦へ計量パス

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2019/02/15(金)UP

計量後のフェイスオフに臨むハリトーノフ(右)とミトリオン(左)

 2月15日(金・現地時間)アメリカ・コネチカット州アンカスビルのモヒガン・サン・アリーナで開催される総合格闘技大会『Bellator(ベラトール) 215』の前日計量が、14日(木・同)に行われた。

 今大会のメインイベントはヘビー級ワンマッチで、元PRIDEファイターのセルゲイ・ハリトーノフ(38=ロシア)と元UFCファイターのマット・ミトリオン(40=アメリカ)が激突する。

 ハリトーノフは265ポンド(120.2キロ)、ミトリオンは258.25ポンド(117.14キロ)で、ともに問題なく計量パス。初対決となる両者は笑顔で握手も交わし、互いに健闘を誓った。

 ハリトーノフは2003年から10年にかけて、日本の『PRIDE』『HERO’S』『DREAM』に参戦。PRIDEでは“ロシア軍最強兵士”の異名で知られ、エメリヤーエンコ・ヒョードル、ミルコ・クロコップ、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラらとともに、ヘビー級のトップ戦線で活躍した。

 その後は母国ロシアの団体を主戦場としていたが、16年からはアメリカの『Bellator MMA』にも参戦。初陣ではまさかの16秒KO負けという不覚を取ったが、以降は他団体での試合も含めて5勝1ノーコンテストと無敗をキープし、健在ぶりを示している。直近の試合は昨年10月。元UFCファイターのロイ・ネルソンを1R4分59秒KOでマットに沈め、Bellator MMAでの3戦目を飾った。

 一方、ミトリオンは12年のプロデビューからアメリカの『UFC』に約4年間出場。16年に現在のBellator MMAに活躍の場を移すと、翌年開催された団体初のニューヨーク大会で、元PRIDEヘビー級王者ヒョードルから1R1分14秒でTKO勝ちを収め、注目を集めた。

 昨年はBellator MMA世界ヘビー級王座決定トーナメントに出場。2月の1回戦では、UFC時代に黒星を喫した相手であるロイ・ネルソンを判定で下し、リベンジに成功したが、10月の準決勝では、トーナメント優勝者となるライアン・ベイダーに判定で敗れた。これがBellator MMAで5戦目にして初黒星となっている。

 ハリトーノフが好調ぶりを見せつけるか。ミトリオンが再起を飾るか。あとは試合開始のゴングを待つのみとなった。

Photo by Bellator

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・ハリトーノフが16秒KO負け、初陣飾れず

・ベイダーが11kg重いミトリオンを封殺、決勝へ進出

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