【ベラトール】ベイダーが11kg重いミトリオンを封殺、決勝へ進出
Bellator MMA
「Bellator 207」
2018年10月12日(金・現地時間)アメリカ・コネチカット州アンカスビル モヒガン・サン・アリーナ
▼メインイベント Bellator MMA世界ヘビー級王座決定トーナメント 準決勝・第1試合 5分3R
○ライアン・ベイダー(35=アメリカ/Bellator MMA世界ライトヘビー級王者)
判定3-0 ※30-25、30-24、30-25
●マット・ミトリオン(40=アメリカ)
※ベイダーが決勝進出。
今大会のメインイベントは「Bellator MMA世界ヘビー級王座決定トーナメント」の準決勝・第1試合。ミトリオンとベイダーの元UFCファイター2人が決勝の座を争った。
ミトリオンは2月の1回戦で、ロイ・ネルソンを判定で下し、準決勝進出。ベイダーは5月の1回戦で、キング・モーをわずか15秒でKOし、準決勝へと駒を進めている。
前日計量は1階級下のライトヘビー級を主戦場とするベイダーに対し、ミトリオンが25.5ポンド(約11.57kg)上回った。ベイダーは現在、Bellator MMA世界ライトヘビー級王座を保持しており、今回のトーナメントには二階級同時制覇を狙っての参戦となる。
1R、ベイダーが右ストレートを振り抜いてのタックルで幸先良くテイクダウンに成功。ミトリオンは立ち上がろうとするたびにベイダーに組み伏せられてしまう。鉄槌も振り落とすベイダー。ミトリオンは時おり背中を向けるなど苦しい展開が続いた。
2R、劣勢のミトリオンが左右パンチ連打で一気に迫ると、ベイダーはこれを捌いてタックル。ミトリオンは踏ん張ることができずテイクダウンを許してしまう。押さえ込みながらのアームロックでミトリオンの腕をねじ曲げるベイダー。ミトリオンは懸命に体をずらしてなんとか一本をまぬがれる。
3R、なおも戦況は変わらず。ベイダーが開始直後のタックルでテイクダウンを成功させ、押さえ込みながらの鉄槌攻め。ミトリオンは最後まで立ち上がることを許されず、試合終了を迎えた。
ベイダーが得意のレスリングで11kg差を跳ね返し、大差の判定勝ちで決勝進出。二階級同時制覇まで残り1勝と迫ったベイダーは、「テイクダウンから痛めつける。ゲームプラン通りだった。こういう戦い方は好きではないが、相手は自分よりも大きい。勝負に徹したかった」と試合を振り返った。
翌日の『Bellator 208』では、エメリヤーエンコ・ヒョードル(41=ロシア)とチェール・ソネン(41=アメリカ)が、もう一つの決勝の座を争う。これについて聞かれたベイダーは、「この競技の長年のファンとして、決勝ではヒョードルと戦いたい」とコメントした。
▶︎次ページ:ハリトーノフvsネルソンは1R残り1秒でKO決着
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】