【NJKF】元ラジャランカー相手に4連勝狙う波賀宙也「タイ人相手は精神的に疲れる」
2月24日(日)東京・後楽園ホールにて開催のニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)主催『NJKF 2019 1st』で、元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級3位ラット(タイ)と対戦するWBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級王者・波賀宙也(29=立川KBA)のコメントが主催者を通じて届いた。
2015年と2016年は連勝していた波賀だが、2017年から昨年1月にかけては一転して5連敗。レベルスで活躍する小笠原瑛作・裕典兄弟や現ラジャダムナン王者、元タイ国BBTV王者など強豪相手とはいえ苦渋を舐めた。しかし昨年2月大会でNJKF王者・前田浩喜に判定勝ちして連敗を脱出すると、9月、12月にも勝利を収めて3連勝。
「ひとまずWBCのベルトが戻ってきて安心しました。やっぱり勝負の世界なので勝ち続けないと。連敗があったからこそ、今まで以上に勝ちに貪欲になりました。一番成長を試合に出せたのは、1月の新日本キックでのバカイペット(元BBTVバンタム級王者)戦ですね。ヒジで切ることも出来たし、自分自身の動きもよくてベストバウトでした。ただ、まだ試合によって体調の良し悪しの差が大きいので、そこをもう少し調整できるようにしないと。バカイペット戦を超えるパフォーマンスを出来るようにするのが当面の目標です」と、波賀は振り返る。
今回の相手ラットについては「上手いですよね。距離の取り方も上手い。お互い距離の取り合いになると思います」と、距離がポイントとなりそう。
「タイ人相手だと、体力的にももちろんですけれど精神的にも疲れるんですよ。見てる側も日本人同士の試合の方が分かりやすいだろうし、日本人とやりたいなと。そう思って(12月の試合後に)発言したんですけれど、またタイ人になりました(笑)。今年はキックボクシング・ムエタイだけでなく、様々なことに挑戦する年にしていきたいです。タイでのビジネスも考えているので、今年はその布石を打っていきたいです」と、試合でも仕事でも挑戦していきたいと張り切る。
また、「4月にも今回以上の強豪との試合が決まっているので、しっかり次につながるような内容で勝ちたいです」と、4月にも強敵を迎えると話した。
対するラットは「私は経験がたくさんあるベテランのボクサーです」と自己紹介。昨年8月にWPMF日本スーパーフライ級王者・片島聡志から判定勝ちし、過去には元WPMF世界2冠王・一戸総太と引き分けているという。そのことを聞くと「片島戦の時はよいコンディションでした。一戸選手のことはよく覚えてないです」という。
試合については「バンチ主体に考えています」と言い、「彼(波賀)のことは特によく知りません。とにかく楽しみにして下さい」とタイ人選手らしく言葉少なに答えた。
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