【K-1】皇治の「相手にしてない」余裕発言に、サイコ「明日はレッスンしてやる」
3月10日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~K’FESTA.2』の公開計量&記者会見が、9日(土)都内にて13:00より行われた。
日本vs世界・7対7としてセミファイナル、スーパーフェザー級戦で対決する皇治(29=TEAM ONE)とドイツのヤン・サイコ(23=ドイツ)は共にリミットの60㎏ジャストでパス。計量を終え、向かい合うとサイコは腰を落として片手を前に突き出し、総合格闘技UFCで活躍するコナー・マクレガーのような挑発ポーズを取る。これに対し皇治は表情を崩さない。
会見では「今はとても調子が良い。戦う準備はできいてるので明日のショーを楽しみにしてほしい」と語ったサイコ。これを受けて皇治は、それまで外国人選手のコメントが続いたことに「外国人がめちゃくちゃ英語しゃべるから授業思い出して眠たいなあ思て」と会場に笑いを起こす。
対戦決定時の記者会見でサイコから「皇治は前に出ることしか出来ないファイターだから、俺が試合でレッスンしてやる」とメッセージが届いたことから「今日のスーツは自分でデザインした。そこのわけわからん先生が俺をレッスンするって言ってたから生徒のイメージで来たけどどうすかね?」と挑発を余裕で受ける態度を見せる。また「明日はRISEとかビッグバンとか色んな大会があって、みんな見てもらったら格闘技全部盛り上がるから、K-1も応援よろしくお願いします」と格闘技界全体を考える一面も見せた。
これまでKO負けのないサイコを倒す自信があるかと聞かれると皇治は、「俺は(ダウンしたことが)2回あるな。横の子に殴られたからな」と隣の席に座る武尊をチラリ。(昨年12月のタイトルマッチで2度のダウンを奪われ敗北)
「大宮司(進・皇治の所属ジム代表兼トレーナー)さんにも色々教えてもらって、隣の奴(武尊)ぶっ飛ばすまでやらなあかんて約束してるから。よう分からんティーチャーは相手にしてない」と、この試合は武尊へのリベンジへの通過点に過ぎないと語った。
これに対しサイコが「彼は話し過ぎ。明日はしっかりレッスンして、自分がどれくらいのレベルかを分からせてやる」とし、「タイミングとスピードは自分が上。試合中は全ての動きが見えている。彼は自分が強いと思ってるけどそれは今だけだ」と挑発的な発言。
すると皇治は「お前は明日倒すって決めてるから、遠いところから来て、明日ねんねするだけでかわいそうやから。日本のスターからプレゼントもらって来た」と、なぜかボクシングの亀田三兄弟の父として知られる亀田史郎史のサイン入りTシャツを取りだしサイコへプレゼント。挑発なのか親切なのか分からないこの行為にサイコも「サンキューソーマッチ」と言うしかなく、会場は笑いに包まれた。
武尊へのリベンジロードを歩き始めた皇治にとって出直しの一戦。ドイツの強豪を相手にどのような試合を見せるのか。
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