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【BOM】タワンチャイが欠場、激闘派の元ルンピニー王者パコーンが代打に

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2019/04/02(火)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

タワンチャイの代打にパコーン(左)が来襲

 4月14日(日)神奈川・横浜大さん橋ホールにて開催される『The Battle Of Muaythai SEASON 2 vol.1』で、NJKFウェルター級王者・中野椋太(誠至会)と対戦予定だったタワンチャイ・P.Kセンチャイムエタイジム(タイ)の欠場が発表された。

 3月26日(金)タイ・ナコーンシータマラートで行われたビッグマッチのメインで、タワンチャイは「近代ムエタイの最高傑作」とも称される天才テクニシャン・センマニーと対決。4Rにタワンチャイの左ハイキックがセンマニーの側頭部を捉えダウン奪取、立ち上がったセンマニーの顔面に前蹴りをヒットさせてタワンチャイがKO勝利した。

 この一戦でルンピニースタジアム、並びにタイ国スポーツ局MVP、またサイアムアワードムエタイMVPに輝いたタワンチャイだったが、さらにタイ国王から表彰されることが決定。しかしタイでは国王から表彰される場合は21日間、試合を行う事が出来ない決まりがあり、4月14日に予定されていた『BOM』での試合出場が不可能となった。

鋭いミドルで追い込むパコーン(右)

 代替として、同じジムのパコーン・P.Kセンチャイムエタイジム(タイ)の参戦が決定した。

 パコーンは好戦的な猛ファイタータイプであり、ジョムトーン、ノンオーなど超一流トップ選手からも勝利した戦績を持つ。2008年、17歳でラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王座を獲得。2014年には当時のスーパースター・シンダムから2度のダウンを奪い、ルンピニースタジアム認定ライト級王座を奪取した。

 日本には14年のREBELSで初登場し、REBELS-MUAYTHAIスーパーフェザー級王者ヤスユキを完封している。パコーンは「このチャンスをモノにしてスアキムのように日本で活躍したいです」とコメントしている。

 また、タワンチャイは日本のファンに謝罪するため当日は来場。「日本のムエタイファンの皆様には試合が出来ず、また対戦相手の中野選手には本当に申し訳ありません、当日は会場に行きますので皆様と写真を撮ったりサインをしたりムエタイのお話をしたいです。ぜひお会いしましょう」とのメッセージが届いている。

<変更対戦カード>

▼BOM SUPER FIGHT ウェルター級契約 3分5R
パコーン・P.Kセンチャイムエタイジム(タイ)
vs
中野椋太(誠至会/NJKFウェルター級王者)

 

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