【K-1】前日抽選・賞金総取りの1dayトーナメント開催へ
6月1日(土)東京・新宿FACEで開催される『K-1 KHAOS NIGHT.8』の記者会見が、4月9日(火)都内にて行われた。
4月以降、K-1 JAPAN GROUPが開催するイベント名が変更となった。KHAOSは本大会より『K-1KHAOS NIGHT』となり、K-1、Krushとは異なるコンセプトの試合を届けるイベントと位置付けられている。
毎回異なる大会テーマが設けられているKHAOSだが、本大会は「Money in the KHAOS ROYAL」と銘打った、「対戦相手は前日決定」「優勝者がファイトマネー総取り」という方式のイベントが開催されることが決まった。
開催される階級は男子ライト級(-62.5kg)であり、平均戦績5.25戦、平均年齢22.4歳という若い選手が争う1dayトーナメントとて開催される。今回の記者会見では、トーナメントに出場する全8選手が発表された。
スーパーアンジ(19=KUNISNIPE旭)は、Krush出場や中国遠征の経験を持ち、本トーナメント参加者の中では最も多い14戦のキャリアを誇る。「勝って有名になりたい。3回戦うのはしんどいけれど、心肺機能を鍛えて会長と親に孝行したい」と、朴訥ながら力強い語り口でコメントを残した。
Krushプレミナリーファイト出場の経験を持つ関川和将(29=DTS GYM)は、本トーナメント参加選手の中で最年長。「この先ゆっくり経験を積む時間のない僕にとって、一気に3試合経験して一気に成長できるチャンス。弱点をつぶして負けづらい戦いをしたい。優勝賞金は近々行われるジムの改装費に充てたい」と、キャリアを大きく飛躍させるとともに、ジムへの恩返しも考えていることを明かした。
KHAOSではジム対抗戦(2018年11月17日)への出場経験もある向井貫太(22=WSRフェアテックス三ノ輪)は「初めてのトーナメント。ファイトマネー総取りと聞いて気合が入っている。KHAOSのルールに適応できるムエタイスタイルを見せる」と、ジムのカラーであるムエタイスタイルを武器にしていくと宣言した。
山本真一郎(20=team YAMATO)は、K-1カレッジ2018 -65kg王者のタイトルホルダー。「奈良県のキックボクサーはあまりいないので、アピールしていきたい。1回戦からしっかり暴れて皆さんにインパクトに残る試合をしたい。優勝賞金で友達とごはんにいく」と、地元愛とともに優勝宣言を残している。
山下和希(25=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)はKrushで5戦、KHAOSで1戦の豊富なキャリアを持つ。偉大な先輩の背中を見て育ってきたことに触れ、「KRESTにまだ強い選手がいることを見せたい。このトーナメントに選んでもらってチャンスが来たなと思った。3試合しっかり戦えるように準備する」と自信をみなぎらせた。
第17回K-1 アマチュア チャレンジAクラス -65kg優勝の経歴を持つのが鈴木孝司(27=K-1ジム蒲田チームキングス)。自分自身のファイトスタイルに対し、「(チームキングス総大将の)久保優太(31=K-1ジム五反田チームキングス)さんからは5戦目までは悩んでいいといわれた。次が6戦目なので、どんなスタイルになったのか期待してほしい。」と、自身の真のスタイルでトーナメントに臨むことを宣言した。
龍華(16=K-1ジム総本部チームペガサス)はK-1甲子園2018 -65kgで優勝。KHAOSでプロデビューし、2戦目となる今回でトーナメントに抜擢された。「前回は不甲斐ない試合をした」とした反省を踏まえ、「応援してくれている皆さんのためにも活躍できる選手になっていきたい。向井選手にリベンジしたい(2018年11月17日に判定負け)」と決意を語った。
鈴輝勇太(21=team ALL-WIN)は、K-1で活躍する安保瑠輝也(23=team ALL-WIN)、安保璃紅(21=team ALL-WIN)兄弟を擁するteam ALL-WINから送り込まれた。本トーナメントがデビュー戦となるが、「ALL-WINは安保兄弟だけじゃないところを見せる。K-1グループには喧嘩を売りたい相手がたくさんいるので、噛みついていきたい」と高らかに吠えてみせた。
”KHAOS NIGHT”の名に相応しい、混沌としたトーナメントを制し、賞金を総取りするのは果たして誰か。
また、今大会ではトーナメントの合間にワンマッチを予定。今回の会見ではK-1グループ初参戦となる真優(まひろ/18=月心会)と、K-1アマチュアで2回の優勝経験を持つ櫻井梨華子(27=優弥道場)の一戦が発表されている。
<出場決定選手>
[Money in the KHAOS ROYAL/K-1 KHAOS NIGHT ライト級]
・スーパーアンジ(19=KUNISNIPE旭)
・関川和将(29=DTS GYM)
・向井貫太(22=WSRフェアテックス三ノ輪)
・山本真一郎(20=team YAMATO/K-1カレッジ2018 -65kg王者)
・山下和希(25=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
・鈴木孝司(27=K-1ジム蒲田チームキングス/第17回K-1 アマチュア チャレンジAクラス -65kg優勝)
・龍華(16=K-1ジム総本部チームペガサス/K-1甲子園2018 -65kg優勝)
・鈴輝勇太(21=team ALL-WIN)
<対戦決定カード>
[K-1 KHAOS NIGHT 女子-54kg契約/2分3R・延長1R]
真優(まひろ/18=月心会チーム侍)
vs
櫻井梨華子(27=優弥道場/第3回・第5回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジ女子Bクラス -55kgトーナメント優勝)
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