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【DEEP JEWELS】川村虹花、“戦う指原”に「見すぎた」敗北し悔し涙

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2019/06/10(月)UP

健闘するも判定負け、悔しい表情の川村虹花(右)と勝ち名乗りを受ける“戦う指原”ことMAO

 6月9日(日)、東京・新宿FACEで開催された女子総合格闘技イベント『DEEP JEWELS 24』で“戦う指原(莉乃)”ことMAO(36=フリー)に判定で敗れ、“JEWELSのアイドル”の座を譲る形となった“最強の地下アイドル”「仮面女子」の川村虹花(かわむら・ななか/23=仮面女子)。試合後のインタビューでは開口一番「自分に対してムカついた」と悔し涙を流した。

 前日計量ではMAOが「この戦いに勝ってJEWELSのアイドルは“指原”MAOということを証明したいと思います」と宣戦布告。川村も「本物(のアイドル)はこっちだぞと言いたい。アイドル魂を見せつけたいと思います」と闘志を燃やし、まさかの“アイドル対決”となったこの一戦。だが、試合は重いパンチがかすめ合い、時にお互いの顔を赤く腫らす、この大会屈指の打撃戦となった。

左ハイをヒットさせる川村

 場内はヒートアップしたが、川村本人は試合後、悔し涙を流しながら「自分に対してムカついたという感じです。自分で行かないといけないところを守りに行ってしまいました。攻めに行けなかったところが敗因です。気持ちが前に出たというか、見すぎてしまった部分があって本当は組みにもいけたと思う」と、倒したい、勝ちたいあまり手数が出なかったことを反省した。

 試合中、効果的だった飛び込んでのストレートに関しては「練習してきていて、当たると思っていた」と川村。それでも「パンチを連続して出せなかったです。パンチを当てたけど、一発で終わってしまいました。相手は連続でパンチを打てていたのでそこが反省点ですね」と、単発と連打の差が勝敗を分けたと試合を振り返った。

リングインし「仮面女子」のトレードマーク、ホッケーマスクを掲げる川村

 それでも、記者から格闘技への継続挑戦を問われると「はい!強くなりたいです」と力強く答えた川村。昨年大みそか、レスリングエリートのあいに完敗を喫した後も自身のSNSで「私は、これからも格闘技を続けます。格闘技を通して、色んなことを学びました。格闘家はみんなかっこいいです。中途半端な気持ちでは、絶対できないことです。本当に尊敬しています」と綴っている。アイドルとMMAファイターの二刀流を極める唯一無二の存在を目指し、仕切り直しを図るつもりだ。

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