【RISE】那須川天心への挑戦権かけたアジアトーナメント開催、志朗、鈴木真彦ら参戦決定
11月25日(月)都内にて記者会見が行われ、『RISE ASIA SERIES 2020』の開催の決定と、出場選手の発表が行われた。
2019年にはRISE WORLD SERIESが-58kg、-61kgの2階級で実施されたが、2020年は-63kg級の1階級に決定。加えて軽量級強豪選手の多いアジア圏内に絞り、-55kgでトーナメントを開催する。出場者は日本、タイのみならずアジア各国から選手が参加し2大会で優勝者を決定。優勝者は『RISE WORLD SERIES』最終戦における那須川天心(TARGET/Cygames)との対戦権を獲得することが決定した。本トーナメントは4月の大阪大会で1回戦、6月の横浜大会で準決勝・決勝を行い、秋の『RISE WORLD SERIES Final Round』において那須川との対戦が行われる。
この会見では第7代RISEバンタム級王者・鈴木真彦(山口道場)、ISKAムエタイ世界バンタム級王者・志朗(BeWELLキックボクシングジム)の参戦が発表。またPKセンチャイムエタイジムよりスアキムに続く刺客として元ルンピニー二冠、元ラジャダムナン二冠のパジャンチャイ・PKセンチャイムエタイジムの参戦が決定している。
鈴木は2015年8月に那須川に敗北して以来、現在まで破竹の17連勝中。会見に出席した鈴木は「ずっと連勝中となっていますが、ここで勝たないと意味がない。トーナメント優勝して那須川選手とやる挑戦権をつかみ取りたいと思います」と、連勝よりも那須川との対戦を重要視する意気込みを見せた。
2019年に行われた『RISE WORLD SERIES 2019』で現役ラジャ王者・ルンキット・ウォーサンプラパイを撃破、トーナメント決勝で那須川と拳を交え、敗北こそ喫したものの徹底した対策ぶりで那須川の爆発力を封じた志朗。その志朗は「今天心君の価値が高くてトーナメントに優勝しないと戦えない価値になった。彼に勝たないと参戦した意味がない。2年連続選ばれたのは光栄ですけど、今回は優勝しないといけない」と那須川へのリベンジを果たす意欲を見せた。
両者とも4月のトーナメント初戦に先駆け、1月13日の「RISE136」への出場が決定。鈴木は良星(らすた/平井道場)を相手にRISEバンタム級王座の初防衛戦に臨み、志朗は相手は未定ながらワンマッチに出場する。
鈴木は「良星選手は強敵ですが、しっかり倒してトーナメントでは55kgのチャンピオンが一番強いぞと魅せる」とトーナメントへの弾みにする意気込みを見せている。
なお、今回会見に出席予定だった那須川は、別件の収録の影響で欠席。「今回は会見出席できず本当にすみません。僕はワンマッチに参戦することになりました。WORLD SERIESでいろんな階級の試合が行われますけど、それ以上の試合をするので、注目してもらえたらうれしいです。ASIA SERIESの優勝者と対戦することも決まっているので、しっかり調整したいですし、どの選手が勝ち上がってくるのか楽しみです。ファンの皆様も注目してください」とコメントを寄せた。
<開催スケジュール>
1月13日(月祝)後楽園ホール RISE136
→鈴木=RISEスーパーバンタム級王座防衛戦、志朗=ワンマッチ
4月中旬 大阪開催予定 RISE WORLD SERIES 1st Round
→アジアトーナメント1回戦4試合
6月14日(日)横浜・ぴあアリーナMM RISE WORLD SERIES Semi Final Round
→アジアトーナメント準決勝2試合、トーナメント決勝
秋 都内予定 RISE WORLD SERIES Final Round
→アジアトーナメント優勝者が那須川天心と対戦
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